うーむ……ちょっと今月は、職場の方で心を乱されることがありまして。
そうやって心が乱されると、プライベートの方でもね。基本的にテンションが低いままだし不安が頭の片隅に残るので、素直に日常を楽しみきれない。
改めて瞑想していく必要がありますな、これは。
結果的に職場の方の不安要素は一旦リセットされたっぽいんですがね。
総合的に今月はちょっと不本意というか、終始心に不純物が燻っていた感じだったので残念。
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ゲーム
割と低調期に入った感じがあります。
PS4では先月盛り上がっていたTFD、こちらがシーズン1に入ってからずっと迷走を続けているというか。
新しいコンテンツの方は開幕から妙な高難易度でプレイヤーを振るいにかけてきて、直後に難易度緩和。とはいえそもそもコンテンツ自体にそこまで魅力も感じないため、新キャラクターのヘイリーを作成する素材が揃った時点で遊ばなくなりました。
他にもあまり使われていないキャラのアッパー調整などは入っているんだけど、根本的にゲーム自体に新しい遊びが増えていないのでやる気がないという状態。
Fallout76の方も大型アプデが入り、武器や防具のレジェンダリー効果を能動的に変えられるようになりました。こちらは面白いんだけど、冷静になると手持ちの装備がすでにある程度完成品だったのでそこまでやり込む気にもなれず。
あと個人的なレベルですが、新しい遊び方として出てきたキャラバン運営みたいなやつがそんなにハマらなかったので、結局Falloutの方もほとんど遊んでいません。
ということで今月のメインはスマホゲームでした。
FGO
FGOは夏イベントから連続していたオーディールコール3章「アーキタイプ・インセプション」が完結。
タイプムーン作品を色々詰め込んだ大作だったようで。自分はFGO以外を知らないので若干置いていかれた感はありますが、ストーリーの大筋はそれでもかなり良かったですね。
舞台は3017年、未来の世界。この世界線ではAIが早々に人類の能力を超えてしまい、それどころか人類は滅び、新たなる霊長類としてAIが君臨しています。さらに月に大都市「ムーン・ドバイ」を建造、新人類であるAI達は月面にて生活。
一見ターミネーターみたいに、自我を持ったコンピューターが人類に反乱した未来なのかな?と思いきや、AIはあくまでも人類に奉仕するためにある。それこそが喜び……という、奈須きのこなりのAI論が根底にあって、それがまた良かったですね。今回の敵であったBBドバイの目的も、人類を愛するが故に人類を滅ぼすというものでした。
最後はそのBBドバイとも協力して、真の敵を倒す展開に。あとは今回の配布サーヴァントでもある岸波白野とBB絡みのお話なんかもありますが、これは多分原作であるEXTRAをプレイしていないとそこまで感情移入はできないんでしょうかね。
とはいえ、やはり「奈須きのこ執筆です」と明言されてくるシナリオ、面白さが他のシナリオよりも数段階面白いんだよなあ。世界観の構築とかが本当に上手いと思います。ミクトランとかやっぱりすごかったよなあ……。
一方今回の夏イベント〜奏章3の一連の流れは、色々と不満みたいなものもありますね。
まず夏イベントの部分が、内容が本当にペラペラ。直接そこから奏章3のストーリーに繋がっている構造だったので、実質的には「アーキタイプ・インセプション」のプロローグでしかありませんでした。
奏章3のクオリティは凄かったけど、その代わりに夏イベントが犠牲になっているような気がします。というか実質夏イベントなかったようなもんだと思うので、個人的にはこの構造はあまり好ましくないなあと思いました。実際、ミクトランクリアまで進んでいない人は中身のうっすい夏イベントだけで終わってるわけですから。
あとは伏線なのかなんなのかよく分からないまま放置されている謎がちょっと多いのも気になるところ。この辺は今後のシナリオと繋がる可能性はあるけどね。
読書
ホラー作品祭りでしたが、他にもちょっと読んでいたりはしました。
当ブログでも感想を書いた『右園死児報告』『穢れた聖地巡礼について』はいずれもホラーでした。
現在は『百年の孤独』を読み進めているんだけど……この本、個人的にはすげえ読みにくい作品。
ノーベル文学賞を受賞したガルシア・マルケスの長編小説。ブエンディア一族の100年間の栄枯盛衰の物語なんですが、登場人物が同じ名前の別人みたいなパターンが多すぎて訳わからなくなります。お父さんとその息子が同じ名前で……みたいなことが頻出。「ホセ・アルカディオ何人いるねん」とか「アウレリャノも何人いるねん」とか、はたまた「アウレリャノ・ホセもいるんかい」とか。ストーリーも現実世界っぽいように見えて意味の分からない現象が起きたりして、どうも掴みきれない。そうやって「読みにくいなあ……」と思うから一気に読み進めることもできないんですが、その反動で少し間が空くと余計に読むのが難しくなるという苦しみがあります。
世界的に売れた名作ではあるのですが、一方で実際にページを開くととても難しい作品であるとも思います。これは……僕は最後まで読むことができるのでしょうか。
相性が悪いって言ってしまえばそれまでなんだけど、ある種わけの分からない物語のストリームに流されているような一種の面白さもそこにはあるんですよね。まあなんだ、厄介な状態なんですよ。読みにくいけど読み進めたいのも事実っていう。