先週は都知事選速報番組でお休みだったので、なんだか久しぶりの大河ドラマ。毎週楽しみにしているものがお休みになると思った以上に長く感じますな。漫画の連載とかも同じでしょうか。
地味に不穏な空気も漂っていた、前回ラストの予告。
まひろは懐妊するものの「この子は一人で育てます」とか言うし、道長といい感じになってたりするし。
「宿縁の命」というタイトルが指すその命がなんなのか、それがちょっと怖い。宣孝さんの立場は大丈夫なのか……?
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そういえば、お寺に行ったら偶然道長と再開したところで終わってましたね、前回。偶然が運命すぎる。
この二人が再会して、そうして二人きりになると……やはり若い時の二人に戻りますね。
道長に対して、越前で学んだ宋の言葉を披露。
結局、宋の言葉を学んだことはまひろにとって負の想い出というわけでもないのかな。周明さんと過ごした日々は、まひろにはどういうものなんでしょうね。
想いが止められない二人。
ちゃんとここまでの話で分かりやすい伏線は張ってましたしね。どちらも現在進行形で「忘れられていない」わけでして。
今回みたいな、お互いにある種監視の目がない場所で再会してしまったら止まらないか……。
定子様ご懐妊。うーん。なんかここまできて今更ですが、暴走する天皇とそれに追従してしまう定子をすぐ側で見ていて、清少納言はどういう気持ちなんだろう。
一方で彰子様です。天皇の嫁ぐために色々と鍛錬していますが……この子、本当に不安になりますね。世間知らずとかそういう話ではなく、根本的に感情が薄くないですかね?
なんであの藤原家で生まれ育ってこの内向的な性格なのかがちょっと分からないんだよなあ……。
久しぶりに宣孝さんがやってきました。
まひろさんは心を入れ替えたそうです。そして定子に続きまひろさんもご懐妊。しかも逆算すると、道長の子供で確定。急に昼ドラみたいになってきたなあ……。
せっかく宣孝との関係が改善した一方で。まひろさん的にはどこか裏切ってしまったような気持ちなのかもしれないですね。
このくだり、感情の上下が凄すぎると思うのですが。
宣孝は宣孝で、その子供は自分の子供ではないことを理解した上でいつも通り接しているのがね。
誰の子供であろうが自分の子供として、まひろと一緒に育てます宣言。
宣孝という男の真骨頂、こういうところよね。「お互いに不実である」として結婚したとはいえ、このレベルの不実も普通に受け入れる器ですよ。
うおっ!ここで花山法皇から歌が届きました。
道長、当然その権力に周囲は群がるとはいえ、それでも人望の凄さは感じます。実資さんは歌詠みを拒否した一方で、花山院まで名を連ねているとなると肩身が狭そう。
彰子様が入内。その6日後に定子が皇子を出産。
さあ、これはいよいよバチバチの闘争の始まりを意味します。
ここにきて天皇が本音を吐きました。
ずっと母親の言いなりになり続けてきたことの反動が、定子への偏りすぎた愛情でした。
天皇の母である詮子も詮子で、兼家の言いなりとして生きてきたからなあ。言ってみれば自身が「そういう関係性」の親子しか知らないから、親子として「そういう関係性」の育て方しかできなかったのかもしれませんね。
これから彰子様が天皇といい感じになっていくとすると、逆に自分に全然そっけなさ過ぎる彰子様に惹かれていくんですかね。
彰子様の方はただ超絶内向的ってだけなんですが。
晴明、ここまでくると陰陽士というよりも道長の政治的ブレーンですよ。
彰子中宮作戦を立案します。
問題だらけの天皇家とは対照的に、宣孝との関係性に真の解決を見た状態のまひろも無事に出産して今回は終了。こっちは平和に進みそうだなあ。
次回「一帝二后」。
すでに予告で伊周が慟哭していましたが、おそらくこの一帝二后体制は次回の話の中で終わってしまうはずです。
この辺も「やっぱり道長に追い風吹いてるなあ」と思っちゃう歴史の流れですね……。