心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

【ウマ娘】メジロラモーヌ実装……よろしくてよ

3周年のような節目に来るのかなあと思っていたメジロラモーヌが突如として実装。
つい先日リバティアイランドが牝馬三冠を達成したわけですが、初めてそれを達成したメジロラモーヌがこのタイミングで実装というのもまあ相応しいとは思いますが。

……あの、本当に学生ですか……?と言いたくなる外見。麗しゅうございます。さすがは魔性の青鹿毛
キャラクターとしてはメジロ一族に連なる高いプライドと、時に言葉を選ばず辛辣なことをはっきり言うような感じでちょっと難しい人物像。実際ゲーム内に登場した直後あたりは、そのキャラクター性と言動から好き嫌いが分かれる感じがあったと思います。
ただし妹・メジロアルダンから見たラモーヌは「誰よりもターフを愛し、レースに向き合い、走ることを純粋に楽しんでいる」人物。要するにレース大好き戦闘狂すぎて、他の部分がそれのせいで疎かになっているような感じですね。アーマード・コア6でいうとフロイトです。

スポンサーリンク


さてメジロラモーヌ。前々から実装されたら絶対欲しいウマ娘の一人だったので課金も辞さない構えで……実際全然出てくれず、やはり課金することになりました。2.5周年のタイミングをチケット交換分の微課金のみで乗り越えていたので、その分の揺り戻しってことで自分を納得させる。させるしかない。
ちなみに未所持のゼンノロブロイトーセンジョーダンナカヤマフェスタナリタトップロードがすり抜けてきました。さらに所持しているウマ娘からはミホノブルボンスイープトウショウも。すり抜けすぎです。流石にピックアップ仕事しろと言いたいですが、落ち着いたら彼女達も育成してみますか。

ストーリーはシンプルですが……逆にそれがよろしくてよ

史実に沿ってクラシック期はトリプルティアラを目指します。シニア期になると、レースから引退状態だったシンボリルドルフに自らのレースを見せつけることで昂らせ引き摺り出し、ミスターシービーも合わせてのジャパンカップへ。
一貫して語られ続けるのは「メジロラモーヌのレースへの愛」。他のウマ娘と違って迷いや挫折もなく、ただただ完璧に仕上げた自分で、他のウマ娘たちと至高のレースを走りたいということに集約され続けるストーリー。

小さなところですが、トリプルティアラを目指している最中にラモーヌ自身から「別に負けても構わない」という旨の発言が出てくるのが結構グッときました。
桜花賞オークス秋華賞の3冠を戴くのは「メジロ家としての責務」ではあるが「メジロラモーヌ自身の愛」ではない。それを落としたところで愛は揺るがない……と。
完全に余談にはなりますが、競走馬メジロラモーヌの時代にはまだ秋華賞が創設されていなかったそうで、当時は秋華賞の代わりにエリザベス女王杯が3つ目のタイトルとされていたそうな。史実のラモーヌが達成したのは、桜花賞オークスエリザベス女王杯の3冠のようですね。

ストーリーを読みながら思いましたが、ラモーヌ自身は勝利そのものには執着していません。レースを愛しているから、愛したいからというのが走る動機の全て。
他のウマ娘では比較にならないほどの、身を焦がすほどのレースへの愛。行住坐臥、衣食住全てがレースのために向かうので、結果としてとんでもなく強いってだけのお話。
そんなわけなので、仮に自分より強い相手と出会って負けたとしても、それが「至高のレース」であるならそれで良いんだよね。夏合宿中のミスターシービーとの野試合、観客の水入りにレースは中断したものの「あのまま続けていたら負けていた」と悔しそうな素振りもなく言うし、何よりそんな相手がいることを喜んですらいる様子ですから。目的は「最高のレースをすること」であって「レースに勝利すること」ではないんですよね。
自分一人だけでは素晴らしいレースにはならない。共に走るウマ娘の存在も必要なのは分かっているので、自分に挑んでくるウマ娘を時には挑発し、時には(分かりにくい言い方ですが)讃えたりして……。ラモーヌより格下として描かれる「白い飾りのウマ娘」もいい味出していましたね。一度は憧れたラモーヌと一緒に走るが、あまりの差に憧れることすら遠すぎて一度は諦めかける。だけどやっぱり悔しくて、もう一度挑んでくる。そしてラモーヌは、そんな対戦相手がいてくれたことに喜ぶのです。
シンボリルドルフミスターシービーのような同格の相手だけでなく、自分に憧れるような格下相手でも実は対等に扱っている。一見とっつき難いメジロラモーヌですが、視座がレースそのものに寄りすぎているために他が薄いだけで本来は普通に優しい人っぽいのが垣間見えます。

Twitterで書いていた人がいたんですが、実は「レースへの愛」と「カワイイの究極地点」とで当人たちの目指すものは違えど、マインドのあり方はメジロラモーヌカレンチャンはかなり近い。
絶対的にブレない自分の価値観があって、終始そこに向かっているので「強い」です。カレンチャンもかなり好きなウマ娘ですが、そういう共通項があるからなのかメジロラモーヌもかなり好き。
やっぱ生き様……ですかねえ……。

ちなみにメジロラモーヌ、こんな感じですがトレーナーとの関係性は結構良好に進展していくので良かった。シリウスシンボリみたいに自分主導、トレーナーはあんまり意見を言えない関係みたいなのを予想していたので良い意味で裏切られた。
レースのスケジュールなんかも素直にトレーナーが決めた通りに動くし、トレーナーの組んだメニューでトレーニングを行って結果が出たりすると普通に笑います。
最終的には、トレーナーもメジロラモーヌが目指す「至高のレース」を作り上げるための不可欠な要素の一つにまでなっていたのが良かったですね。

実はネオユニヴァースなどと同じで、ウマ娘という存在の根源に触れるためのシナリオでもあった気がするので気になる人は必見かも。
ネオユニヴァースが「ウマ娘として産まれた意味」の一つの回答を示すシナリオだったと思うのですが、一方でメジロラモーヌは「ウマ娘にとってレースとはなんなのか」の一端に触れるようなシナリオだったと思います。

雑にマイル・中距離で強い。始めたばかりの人にもおすすめしたい性能

では性能面。
まず適性はマイル・中距離がA。脚質は先行・差しがA。単純にマイル・中距離はレース数が多く、相対的に短距離や長距離よりも出番が多いので活躍の場が広め。
一応短距離も初期適性Bなので、やろうと思えばやれます。スキル面での補強がかなり大変だと思いますけどね。


エリクサー症候群の如くヒント本が大量に余っていたので、思い切って全部使ってみました。対人戦でも出番が多そうだし、今後出走させられるレースなら積極的に出したいなあと思ったので。あと後述しますが、育成時に賢さラモーヌのサポカが使えない分のカバー的意味合いもあります。

金スキルはレース中盤に速度が上がる【優位形成】と、最終コーナー前の第3コーナーで前の方にいると前に出る新スキル【十全十美】。
いずれも発動条件がマイル/中距離となっており、ラモーヌの主戦場となるマイル・中距離どちらのレースでも腐りません。これは結構大きいと思う。

固有スキル【愛と溶けよただ溶けよ】は単純ですが、単純ゆえに強力。
「残り1000m地点で前の方にいると速度が上がる」という、最近全く見なかったレベルでシンプルな効果説明。
マイルだと中盤速度スキルとして、中距離だとコース次第では終盤加速スキルと接続するスキルとして機能しそうですね。

スキルは全体的に「前の方にいると」という条件が気になるので、基本的には先行での運用になりそう。ただ中盤速度スキルなどまでしっかり盛れる場合、差しにした方が真の強さは発揮できる気配もあります。この場合の挙動としてはネオユニヴァースに近い感じになると思われる。

ネオユニヴァースのように「中距離でしっかり仕上げると理論値120点」みたいな特化型ではありませんが、逆に「マイルと中距離ならとりあえず90点」みたいな強さがあります。もちろんそこからもっと考えれば、さらに高得点を狙える性能は十分している。
なんというか、普通に強いですねえ……さすがメジロの至宝。メジロラモーヌ1人でマイルも中距離もこなせるということで、手持ちのウマ娘が薄い人にもおすすめできる感じがあります。2.5周年を機に始めた人あたりは、オグリキャップメジロラモーヌがいればほぼ全てのレースをカバーできるので良さげ。

自前スキルを見ていると、加速スキルが足りないことがウィークポイントとして見えてくる。一応加速として白スキルの【垂れウマ回避】【真っ向勝負】を持っている時点ですでに優秀ですが、対人コンテンツで走らせることまで考えると先行なら【鍔迫り合い】などの金スキル、あるいは【つぼみ、ほころぶ時】など継承固有の習得まで意識する必要はあります。
さらに最終直線でもう一押しする速度スキルも積みたいところ。それこそお馴染みのオグリキャップの固有スキル【勝利の鼓動】などでケアしておきたい。

弱みが分かりやすいことを逆に捉えれば、育てる際に考えることが分かりやすくていいですね。固有・金スキル共に自前で速度スキルは充実しているので、加速スキルと距離次第では回復スキルを中心に意識してサポカや因子を組みたいところです。

賢さメジロラモーヌが編成できない問題

キタサンブラックミスターシービーと同様の問題がやはり起きていますが、育成ウマ娘と同名のサポートカードを編成して育成できないという縛りがあります。
今回の場合はメジロラモーヌ育成時に、全サポカの中でも屈指の強カードであるSSR賢さメジロラモーヌを使用できないということですね。

ある程度育成ウマ娘とサポートカードではスキル面で似通ったものを持っていることも多く、そうなると何が起きるかというと「メジロラモーヌの育成時にメジロラモーヌサポカを他のウマ娘以上に使いたい」んですね。大抵ウマ娘本人にこそ、その同名サポカから取れるスキルが欲しくなったりするものでして。
そもそも賢さラモーヌがステータス盛り性能だけでなく、スキルヒントも最大の状態でくれる鬼性能なので……ラモーヌサポカを使えないということ自体が結構でかいデメリットと化しています。

ラモーヌが自前で持っていない【◯◯直線】【◯◯コーナー】系のスキルをどうやって補うかが一つの鍵かも。それこそ賢さメジロラモーヌのサポカがマイル・中距離のこれらのスキルを全部持っていたので結構大変。
スピードのアグネスタキオンから先行スキルと合わせて中距離系を取っていくのが丸い選択肢でしょうか。マイルであれば根性ゴールドシチーから加速スキル【ハイボルテージ】と合わせて【マイルコーナー◯】を狙う流れか。
理想は直線・コーナー系スキルも分厚く持っている因子が用意できることですが……。

賢さのサポカを使わないで育成するのは現環境ではほぼ不可能なので、ラモーヌ育成時にどの賢さサポカを使うかは考える必要があります。
自前で所持している完凸賢さSSRは、ラモーヌを除くとナイスネイチャシリウスシンボリミスターシービー。現実的なのはシービーかなぁという感じですが、スキルは追込型なのでラモーヌとは相性悪め。
いっそ賢さをレンタル枠にして、ミホノブルボンなどをレンタルしていくことも視野ですかね。差しで運用するなら、賢さナイスネイチャから【乗り換え上手】を取りつつ、レンタル枠で賢さ以外の強いサポカというのも。ただしスキル発動の順位条件的に、ラモーヌが持つ【十全十美】【愛と溶けよただ溶けよ】が露骨に喧嘩しますねえこれ……。
どっちにしても加速スキルとの兼ね合いで、フレンド枠でレンタルするサポカにスキルを依存する場合に自前賢さサポカがなかなか鬼門。

今後さらにメジロラモーヌを強く育てたいと考えるなら、賢さサポカの情勢についてはしっかり見ていく必要がありそうです。


レースで1着になった時の勝利ポーズがジョジョの奇妙な冒険