連日暑いですね。
こう暑いとひんやりしたくなります。こんな時期にはそう、ホラーコンテンツですね。
フェイクドキュメンタリー「Q」 - アニヲタWiki(仮)【8/7更新】 - atwiki（アットウィキ）
人気のホラー系YouTubeチャンネル「ゾゾゾ」のディレクター・皆口氏と、ホラードラマ監督・寺内康太郎氏がタッグを組み、モキュメンタリー（ドキュメンタリー映像風のフィクション）作品を作っているチャンネルです。
まあこれがいずれもクオリティが高い。フィクションだと分かっていてもめちゃくちゃ怖い上、意図的に答えが出ないような終わり方で締めくくるので、考察する楽しさもあります。
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扱うホラーのジャンルも多種多様。
心霊っぽいものもあれば、ドキュメンタリーに答えている人自体に何か違和感があったりするパターン。他にはかつて田舎で行われていた儀式のような土着信仰系とか、単純に意味の分からない映像の羅列だったりするものもあったりとバリエーション豊かなんですが、まあどれもじっとりと怖いんですよね。「びっくりさせる」系の安易な怖さが少ないのが非常に刺さります。
この「怖い」がすごくいい。
なんというか、自分が小さい頃に見ていたテレビの怖い系コンテンツの味わいがあります。
一つ具体的に出すと、奇跡体験アンビリバボーでやっていた「杉沢村伝説」シリーズっぽい感じ。
当時のホラーが好きだった人には、フェイクドキュメンタリーQは確実に“刺さる”と思うので強くオススメします。
「よく分からないけど、見ちゃいけないものを見てしまった」感。
「説明ができないけど、とりあえずなんか気持ち悪い」感。
そういう後味の悪さがたまらない。
最新話「怪談」が非常に気味悪くて良かったんですよ。
最後の「前野さんって何でタクシーの運転手辞めたんでしたっけ」の一言までの流れがもう。
フェイクドキュメンタリーの中で、フェイクのお話をしている入れ子構造。今回の語り手である前野さんの話が、どこまでが本当でどこからが嘘なのかが分からなくなる恐ろしさ。
正直、かなり怖いのでそういうのが苦手な人は要注意ですが、興味がある人には是非一度観てもらいたいチャンネルです。
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