心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

【松屋】これが……伝説のチキン定食ッ……

自分も文献(めしばな刑事タチバナ)でしかその存在を認識できていなかった、松屋の伝説のメニュー「チキン定食」が一部店舗で限定販売中。


こちらの記事によると、30年松屋に通う人ですら噂レベルでしか知らない……わけで。

仙台では……というか、宮城県では定禅寺通りの店舗でしか食べられない逸品。
現在はテスト販売中だし、今後全国展開が確定しているのかも不明。食べ逃すわけにはいかねェ……ということで、金曜日の夕食はこれで決まりでした。

スポンサーリンク


基本形の肉3枚チキン定食は680円。
プラス100円で肉が4枚になるので、こちらにしました。せっかくだから4枚食べましょう。780円也。

円盤状のチキン。コンパクト・ディスクならぬ、チキン・ディスクでCDですな。
肉はかなり柔らかいですね。スーパーなどで買う、クリスマス用ローストチキンのような気配がある。
酸味のある、ガーリックの効いたオニオンソース。野菜もこれでイケます。先にフレンチドレッシングをかけちゃったんだけど、まずはかけずに食べればよかった……と少し後悔。

なんというか……いい意味でちょっとチープというか。初めて食べるはずなのに、なんだかノスタルジーを感じる。
いわゆる「肉ッ!」というようなものが溢れかえる中で、30年くらい前のメニューがタイムスリップしてきたわけです。逆に新鮮よね。


率直に言うと、普通に美味いという。
薄めのチキンはその形状ゆえ食べやすく、柔らかいけどちゃんと鶏肉を食べている感はあります。
ソースも無闇にパンチが効いているだけかと思わせて、酸味もあるから最後までダレずに食べられる。濃厚ってわけでもないから、食べ疲れもない。
特別な日のディナーに、とかではなくデイリーユースの夕食としてならこのくらいの軽さがちょうどいいわけです。そして松屋とはそういう場所なんだ。


このまま全国で発売に漕ぎつけて欲しい感があるなあ、チキン定食。
松屋のごろごろチキンシリーズ、肉のソリッド感があってボリュームも感じ満足度は高いんだけど、そのしっかり感ゆえにちょっと食べにくいんですよね。ややしっかりしすぎているというか。
今回のチキン定食の鶏肉とごろごろチキンとでメニュー内に鶏肉のツインタワーの布陣を敷いてくれると最高なんですが。その時の気分で鶏肉を選べたら松屋が天国になるのに。

今回の店舗限定のチキン定食、どうやら各店舗で在庫切れ次第順次終了っぽいので……気になる人は販売店舗を検索して、早いうちに実食することをおすすめします。