心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

仙台駅東口「榴岡 銀杏」で上品な酒宴を

やっぱりねえ、それなりに年齢も重ねましたので、大学生みたいな雑な飲み会だけではなく質の高い飲みをしたいなと。

ということで1軒目に焼肉屋で大学生みたいに飲み食いした後、2軒目に前々から行ってみたかった「榴岡 銀杏」へ。
食べ物は焼肉をしこたま食べた後なので、軽いつまみと軽く1杯……ということで。

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選んだ酒は「赤武」。岩手県の日本酒で、近年評判が上がってきているのかよく聞く銘柄。飲んだこともなかったのでこいつにしてみました。
比較的飲みやすいながらも、すっきり系ではなく結構どっしりした印象。濃厚な甘さと、余韻はかなり長い酒質。敢えてウイスキー的に言うと、濃厚なシェリー樽系ウイスキーのようなベクトルかな。


お通しは正確な名前を忘れてしまったんですが、芋の揚げ餅のようなもの。
優しい和風あんかけが沁みる。なんといいますかね、この「ちゃんとした和食居酒屋」感が本当にいい店だなって。お通しに手を抜かないお店は信頼できるよなあ?


エイヒレ炙り、いぶりがっこクリームチーズといったつまみメニューも頼みつつ、メインディッシュとして刺身盛り合わせ。メニューでは3種盛りだったんだけど、せっかく初めて来ていただいたので……ってことで5種盛りにパワーアップ。サービスがデカすぎる。
ひがしものマグロの美味しさは言わずもがな、唸るほど美味かったのはホッキ貝。
貝類は食べると鮮度がよくわかるし、自分はここ数年で本当に鮮度の悪い貝類を食べられなくなった。スーパーで売ってるようなつぶ貝でももうダメなんだけど、今回食べたホッキ貝は本当に美味しかった。柔らかく、肉厚で、そして甘みが広がり、ネガティブな臭みは一切ない。


前々から行ってみたいと思いつつ、入るには少し敷居の高く感じる佇まいのお店だった「銀杏」。
こうやって入ってみると、丁寧な接客に美味い料理。おまけにお値段もそこまで高くはありません。
日常からほんのちょっとだけ背伸びをしたプチ贅沢……みたいな感じで、一人でも立ち寄りたいお店を見つけました。
いい意味でちゃんとしているから、店で飲むこちら側も変な羽目を外さずにちゃんと品のある大人の飲み方になる。

これは年末になって大当たりのお店を見つけた感じ。