心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

「The Bar RobRoy」でロブロイ

仙台バー探訪。
仕事終わりに国分町は遠すぎる民として、職場の比較的近くで色々とお店を探す中で……今回は「The Bar RobRoy」です。

バーらしい重厚な扉を潜ると、カウンターを中心とした店内。開放的な窓から見える、大通りから一つ外れた道の静かめな喧騒。
そんな中で飲むお酒。
こいつは……当たりの店だな?

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今回飲んだのはジントニックモートラック13年、そしてお店の名前でもあるカクテル「ロブロイ」。

まずはサクッとジントニック
やはりバーで何も指定せずにジントニックを注文すると、使われるジンはタンカレーが圧倒的なんでしょうね。
バーによってそれぞれジントニックも違うはずですが、ジントニック経験値がまだほとんどないのであんまり分からない。まあ美味いんですけどね。
ジントニックの違いが分かるような男になりてえ。


ジントニックで喉を潤したあとはモートラック13年です。
ピートは効いてないやつで……とお願いしたら出てきたボトル。
酸味のある系のフルーツ感。ロックで飲み進めると、氷が溶けていくにつれて加水され甘味が顔を出します。
ネットで調べてみると、味の特徴として「ミーティ(肉っぽい味わい)」という文言が出てくるんだけど、自分はそれは感じなかったかな。
56%近くある高いアルコール度数からくるパワフルなボディ感でありながら、その酸味あるフルーツ感が乗ることで飲みやすさもある。しっかりしたボディでありつつ、どこか軽やかさもある。結構面白いウイスキーだと思います。


小さなピーナッツ、ドライフルーツ、ジャーキーのチャーム盛り合わせもほとんどなくなったところで、最後に店名でもあるロブロイを。
ロブロイはスコッチウイスキーにスイートベルモットの甘さ、アンゴスチュラ・ビターズの苦味を組み合わせたカクテル。とはいえビターズの苦味は感じませんが。甘さを引き締めてまとめ上げる隠し味のような役割なのかな。
ロブロイといえば入ってくることの多いチェリーは、こちらのお店では別皿で提供。強いカクテルなので、おつまみ的に食べてもらう……ということで。自分もこのスタイルの方が好きかもしれません。
ウイスキーのテイストとほんのりとした甘さが合わさって、美味しいカクテルです。


グレントファースなどの少し珍しいウイスキーもあり、飲んだことがないボトルも結構置いてありました。
お値段も自分の感覚では決して高くない印象。マスターさんも物腰が柔らかく、話も弾みます。
来月は仕事が忙しくなるみたいだし、再訪することはほぼ確定ですかね……。