2024年の大河ドラマが決定したようで、タイトルは「光る君へ」。まさかまさかの主人公は紫式部だ。
……これ行けるかなあ?結局紫式部だけではストーリー保たないから、藤原道長がガッツリストーリーの主軸になっちまいそうで怖いんですよね。なんかタイトルの「光る君」は道長のことらしいし。それもう藤原道長が主人公でいいじゃん、みたいにならなければいいけど。
スポンサーリンク
ライバル的立ち位置で清少納言かなあ。でも紫式部と清少納言、内裏で顔合わせたことないらしいし……。
とりあえず色々調べたり考えたりすればするほど「紫式部で40話強のお話保つの?」って普通に思ってしまうんですよね。
戦のない平安時代。道長を中心とした政争が大きな軸になって、その中で翻弄されつつ生きる紫式部が源氏物語を書くお話でしょうか。
結構大事なこととして「その人が主人公であること」に意味を感じられないと自分は厳しいところがあって、そういう意味では今やってる「鎌倉殿の13人」もちょっと引っ掛かってはいるんだよね。義時が主人公である必要性がたまに薄い場面が発生するので。
パッと思い付くのは「花燃ゆ」ですね。わざわざ吉田松陰の妹を主人公にしたことの意味が分からなくてなかなか試聴していた時は難儀した覚えがあります。あの時代を縦に見ることを考えた時、久坂玄瑞も高杉晋作も早逝するからありっちゃありだとはじめは思ったんだけどねえ……。
来年の「どうする家康」はタイトルからしてだいぶコメディというかエンタメに振り切った作風になりそうな予感がしていて、個人的には既に不安。そこから紫式部となると……また別の理由で不安が。
最悪来年、再来年の2作は「西郷どん」の時のように途中で視聴を打ち切る可能性すらあります。
新しいことに挑戦したりするのは全然良いんだけど、個人的にはそれは「大河ドラマとしての重厚さ」みたいなものを守った上で行うべきものだと思うんですね。ここは今年の大河はしっかりやってて、コメディパート入れといて思いっきり上総広常の最期をキツく描いたりとかしてくるから。
ぶっちゃけ「どうする家康」なんかは、今のところ知る限りの前情報の限りでは「それは民放でやれば良くないか?」と思ってしまっている自分がいる。周囲のキャストは相当強い人で固めてきてるけど。ファンの人には申し訳ないが、松本潤に徳川家康……というか大河ドラマの主役はちょっと違うと思うよ……?
言語化するのが難しいのでそのまま書くけど、自分は「大河ドラマ」が観たいわけですよ、あの時間には。ちょっと他のドラマとは違うわけです。その感覚的に自分が受け取る大河ドラマらしさがなければ、やっぱり観る気はしなくなっちゃうんでね。
ちゃんと史実や史料を踏まえて、実際に過去に生きた登場人物に対するリスペクトのあるキャラ付けがあって。作品の時代の文化とか、今年の大河でいうと戦乱の時代故にそこらへんに普通にある冷酷さとか、容赦ない策略とか。
うーん……大丈夫かなあ、来年以降。あくまでも個人的にはですが、現状ネガティブな印象の方が強めです。