心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

鎌倉殿の13人 第8回「いざ、鎌倉」感想

後半ちょっとだけ観ていたんだけど、夕方にやっていた番組「鎌倉殿サミット2022」が結構面白かったです。頼朝というより、鎌倉殿に軸を合わせた番組なので「北条家から見た幕府」という感じで、専門家たちが結構深いところまで語り合っててだいぶ楽しかった。

頼朝のあとの頼家、実朝あたりの話結構しててアツいですな。
むしろこのあたりの、頼朝死後こそ今年の大河ドラマのメインになると思うしね。

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政子たちも鎌倉へ……。これは頼朝と現地集合ですかね?

鎌倉への移動はなんだか穏やかなもんですな。いざ攻撃を受けたら上総広常の軍がディフェンスに動く感じなんですかねえ。

今年の義経、完全に意図して従来のイメージ破壊しにきているな。
ここで卑怯な手を使って、しかも躊躇いなく猟師の命を奪う義経像は壇ノ浦の戦術なんかの伏線っぽい味がするぜ。
義経って、個人的には戦の天才とかじゃなくて、世間知らず故に容赦なく当時の戦のルールを破れたのが強さだったと思うんですよね……。

源氏に畠山重忠が合流することによって内輪揉めみたいになってきました。
こういう時に上総広常が頼りになりますねえ……単純に力があって、場数も踏んでいるからか良いっすね。
そんな上総広常も、頼朝の鶴の一声で先陣外されてテンションダダ下がり。

とにかく「上総広常が合流した」というのがとても大きかった気がするなあ。「上総がそっち行くなら俺たちもその方がいいかな……」という勢力は多かったと思うわ。
あっさり武田源氏も参戦を決定。
……今週の北条時政がなんかダメ親父になってんなあ。

先週風を呼ぼうとして何も起きなかった頼朝弟、星読みや風水能力とか持ってるのは軍師ポジションかな?
……どうも頼朝くん、増長してますねえ。政治の場所だからね、御所の場所として正しい場所選んでいるのは頼朝なんだけどさ。
「ちょっと調子に乗ってねえか?」って意見出てきたな。
生まれも育ちも違うし、力も権力もバラバラ。うーん、順調に源氏軍団の中に仲良し度めちゃ低くなってるね。

三浦義村、上手いこと上総広常の勘違い利用する策士だな……と思ったらなんかおかしな方向に向かったぞこれ?なんかそのまま夜の飲み会シーン終わったけど大丈夫……?

敗北から一月半で鎌倉到着。頼朝の軍は3万人に膨れ上がっていた。
梶原景時くん、ここで堂々と大庭さんに離脱を告げて去るのはカッケェですね。
実際は景時が頼朝側に着いていたのはいつ頃だったんだろうなあ。初めから頼朝側だった説もあったりするし、割と梶原景時研究の現在は興味あるかも。

お亀さんと浮気したいから、政子との再会を一日遅らせるのは……英雄色を好むとは言うけど、我々視聴者は政子の気性分かってるだけに超怖いよね……。

ここで義時の妹が義経とちょっと出会うイベント。
んで義経くん富士山見たら富士に登りたくなり、海の匂いがすれば海へ走り出すという。個人的には嫌いじゃないけど、従来の義経からイメージ変えすぎだよ……。

梶原景時の力を借りて政子たちの服を用意、無事にメイクアップした状態で頼朝と合流だ。
抱き合う頼朝と政子。なんか……お亀さんのこと知ったらマジで怖い……。
ほら、横でお亀さんがやべえ顔で見てますよ。

今週は特に地獄の中間管理職・北条義時って感じがするわ。親父の問題、頼朝とその家臣達の問題、色々移動しまくってもいるし……ハードモードすぎる。


次回「決戦前夜」。
ついに義経が仲間入り。あと頼朝と時政がぶつかり合いますねえ……。
でもストーリーのメインは八重さんになるんですかね。