さて、アクエリアス杯ラウンド1です。バランス調整前の環境における最後のチャンピオンズミーティングですな。
まあ最低限競えるか……ってくらいのアグネスデジタル、ウオッカ、オグリキャップを育成できたので差しウマ娘3人衆で初日は挑んだわけなんだけども……マジで勝てない。勝てないというか、あと一歩で勝ちきれないパターンが多すぎる。
ウオッカ2着！ウオッカ2着！デジたん2着！オグリ1着！デジたん1着！トータル2勝だからグループ昇格できない！みたいな。
そこで2日目は、一番勝率も連対率も低いオグリをダート適性がBまでしか上がらなかったバレンタインブルボンに変更。彼女に勝ってもらうというより、とりあえず最終コーナーまで先頭で粘ってもらって他の人の逃げウマ娘のアンスキを潰してもらうことが狙いでした。
これが功を奏したのか、デジたんが差し切れる場面が増えてなんとかラウンド1はAグループ進出決定。他のプレイヤーさんが仕上がりの甘い逃げウマ娘しか用意できていない場合、そのままブルボンが逃げ切れることもあって「あれ、適性Bでも対人で通るんか」って感じも多少。まあ、ラウンド2もAグループはかなり厳しいだろうなあこれ。
結局ダート適性が上がりきったミホノブルボンを用意できなかったから、こういう戦い方をするしかないんだよな。悲しい。悲しみ。
スポンサーリンク
ミホノブルボンに先頭を取ってもらいアンスキ発動、結果的に他のプレイヤーの逃げウマ娘のアンスキ発動を封じて最終直線でのマージンを奪うことで、本命であるアグネスデジタルの脚が足りる場面が増えたんでしょうおそらく。ミホノブルボンがそのまま逃げ切れるならそれでよしって感じで、ブルボン1着のときだいたいデジたん2着。
つくづくブルボンのダート適性Bで止まったのが悔しいですよ。スタミナと根性がヘタってることを除けば、スキルも勝つのではなく、今回取る戦術（他の逃げウマ娘を封じる）に必要なものは最低限レベルではあるが取れてるし。ここに【マイルコーナー】【逃げコーナー】【先頭プライド】【脱出術】【押し切り準備】なり有れば、本当に勝ちにいけるミホノブルボンになってたんだろうけど。たしか取るものなくてリスタート取った記憶あるな。
今回とか特に顕著だけど、差しウマ娘の発動位置が安定する加速スキルがないせいで「複数加速スキルを積んで、それらが良いタイミングで発動しまくると勝てる」みたいな運ゲーが（皮肉にも）加速している。最終直線加速ガチャですよこれ。
だから発動位置遅れるとかすると差しきれずに2着みたいなことが頻発する。
逆に逃げウマ娘はスタート時の【地固め】発動のためにスキルを積み、ラストは【アングリング×スキーミング】でリードを稼ぎ逃げ切るという「勝つときは必ずそうなる安定パターン」みたいなものがあるのが非常にずるいと思います。逆にいうとちゃんと仕上がってる方が勝つっていう完全実力世界が逃げウマ娘なんだけど。
今回の感触を踏まえると、それこそバランス調整後の最後の直線で根性ステータスが影響するようになるのは差し・追込のような後方から戦うウマ娘にとっては追い風な気もします。
他のウマ娘と並ぶ→「追い比べ」が発生する→根性が高いと競り勝ちつつ速度が上がる→次のウマ娘と……って感じで、どの程度の頻度でこの「追い比べ」が発生するのかは分からないけど、今の逃げウマ娘、というかアンスキ継承させた水着マルゼンスキーかバレンタインブルボンがテンプレ最強みたいな環境に一石を投じることを目的にしているのかもしれません。個人的には実際の競馬でも差しや追込が好きだから、そうなるとちょっと嬉しい。
根性ステータスのレースにおける計算式とか影響力が超重要でしょうね、今後。
高ければ良いのは当然として、安易にそれが絶対数にはならないとは思う。スピードやパワーを基礎値にして、最終直線時に根性ステータスに応じた乗算かかる、みたいな仕様だとは思うんだけどさ。すごく雑に書くと根性500なら10%最高速度がアップ、1000なら20%みたいな感じで。元のスピードステから算出される基本速度が速いからこそ根性の高さも生きる、みたいなバランスだと嬉しい。
なんか雑に「今後は他のステータスより根性優先して上げろってことか？」みたいに考えている人もいるんだけど、流石に他のステータスの重要度が下がるってことはないと思うので、だからこそ育成に深みが出て面白い……みたいな感じになってるといいなあと。
というか、全ステータスを安易に最大値まで盛れないからこそ楽しいわけじゃない、色々考えるのが。
根性も必要になったからと言って、単純にステータスゴリゴリに高くできるような環境になるのもちょっとね。「少し賢さ削って根性盛るか……」みたいに悩みながら仕上げるのが楽しいからさ。
