心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

フロムゲー考察は観たり読んでるだけで超面白い

フロムソフトウェアさんのゲーム、プレイヤー側に答えは提示せず膨大な設定だけ作中にばら撒いてあるんですよね。
これ、頭の良い考察ガチ勢が凄いことになってまして。

ダークソウルシリーズやブラッドボーンの考察もいいけど、最近ハマってるのは隻狼の考察ですね。YouTubeで動画にしてくれている人もいるし、ブログなど文章の形で書いてくれている人がいます。

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隻狼に関してはストーリー自体はフロムにしちゃ珍しく明確で、主人公の忍び・狼が主君である九郎様を守り、その願いを叶えるべく動く……的な流れなんだけど、それとは別に説明されてないことが世界観的に膨大なんですよね。

戦国時代がベースの、神道密教陰陽道などなど複数の宗教が存在する葦名という地。白蛇や名もなき小さな神々(=蟲?)を信仰する土着信仰と西からやってきた桜竜を信仰する宗教。さらに後から仏教が介入し神仏習合的に複雑化し……。
さらにここにクトゥルフ神話も絡みだし、考察していくとSF的要素も見え隠れするようです。
実は歴史物かと思いきやSFというのは衝撃よね。

ゲーム同士でもクロスする部分があって、序盤はゴシックホラーのような世界観だと思って進んでいったら後半はゴリゴリのクトゥルフ神話系SF世界観に突入するブラッドボーン。人によっては隻狼と同じ世界の別の場所・別の時代の話だと考察している人もいます。


今個人的に気になってるのは不死斬りの出自といいますか。
赤と黒の二振存在する不死斬り。誰がいつ何のために作ったのかが気になるんですわ。
両刃の日本刀という特殊な形状で、実在する近いものは小烏丸。小烏丸が奈良末期〜平安中期に作成されたとのことで、同じ時代に葦名で打たれたのか……それとも桜竜と共に外部からもたらされたのか。
「不死」に関しては竜の力にも蟲の力にもある葦名で、その不死を絶つことができる不死斬りを必要としたのは誰、というかどこの勢力なんだろう……とか。赤の不死斬りに関しては仙峯寺に秘匿されてましたし。
もっと考察している人のコンテンツに触れないといけませんなあ。