麒麟がくる　第二十六回「三淵の奸計」

タイトル通りなら三淵さんが暗躍する回。

発売日: 2018/12/13
メディア: Video Game

三淵さん……というか、谷原章介さんといえば個人的にはゲーム「ジャッジアイズ」。
それまで優しい人物ばかり演じていると思っていたんですが、このジャッジアイズで演じた冷徹な警官役が非常にカッコよくてですね……。
このテイストが三淵さんにも滲んできているので、ちょっと楽しみですよね。

……そういや足利義栄、病死でしたっけね。

二条晴良と言ったら近衛前久を京から飛ばしたひとじゃなかったっけ？ちょっとイヤミっぽいキャラに小籔さん当ててくるキャスティング、いいですね。

足利義栄の評判が非常に悪い……となると、近衛前久に任命責任が降りかかる。
朝倉義景が烏帽子親となっての足利義昭元服。
今回は開始10分で朝廷関係一気に話進みましたね。

明智光秀くんの朝倉における立場はどうなってんのよ。これ。遊撃部隊というかコンサルタントというか、でもお金や権力はないみたいな……説明難しすぎるやん。

朝倉家の内側も一枚岩ではないんですな。上洛をするということは三好一族との開戦を指す。
上杉・六角・織田が同時に動いてくれればいけるが、現実問題として朝倉と同時に動く家があるかは怪しい。
精神論というか……上洛をしたいという義景の意志はあれど、現実として上洛をする備えが全然できていないのが朝倉家の今。

明智光秀、船出の船が見つからない。この船は朝倉義景ではなく織田信長なんだなあ。
「織田と明智のタッグで上洛しろよ」と、伊呂波太夫にはっきり言語化されたことで気持ちが決まった感じですか。
織田家の戦力を考えると、それのみで突破可能な六角を潰し単身で上洛する！！

……そういやどうやって、歴史としては足利義昭を朝倉から織田に移したんすかね。朝倉にちゃんと話通したところで「いいよ」ってなるか普通？
怒って済むなら全然いいよな。絶対許さないじゃないこれ。

さあようやく三淵の奸計が発動ですかね。
細川藤孝が持参したのは、足利義昭直筆の文。
「どうやって足利義昭を越前から脱出させるか」。
本来考え方が反対だった朝倉景鏡に取り入る三淵藤英の狡猾さよ。
マジかよおい……義景の息子に毒盛ったぞおい……。

「奸計」としては朝倉家の上洛反対派と示し合わせ、義景の息子を始末したってことでいいんですか。
光秀の「美濃の信長を頼って上洛しては？」という提案を現実とするために、三淵藤英は朝倉家内の上洛反対派と協力して「義景の子を暗殺し、朝倉家が上洛できない状況を作る」ことを実行したということですか……うーん、手段がエグすぎる。

次回「宗久の約束」。
信長の上洛を支える財力は宗久ですかね。