心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

日本が最下位なことより中国が1位であることを注視したいデータ

シンガポールとフランスの企業が共同実施したというアンケートで、各国の指導者の対コロナ政策への評価を調べた結果、日本が最下位の5%だった」という記事なんですけど。
むしろ要注意なのが評価が高かった国の方で、トップが中国の85%、ついでベトナムの82%となっている。

この時点で割とお察しなんだけど、中国とベトナムの政治体制少し調べてみましょうか。軒並み評価の低かった日本や欧米諸国に比べて、あまり自由に発言できないような政治体制になっていますよ。社会主義ィ!

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ほぼ一党独裁みたいな政治体制下で何ができるかっつーと、荒い強行手段を取れることです。
特にベトナムはコロナの封じ込め自体は確かに成功っぽい動きを見せてるんだが、その方法は物理的な社会的隔離なんかをすぐ行うことができたから。この手段を取れることと速度感はアドバンテージになってると思う。


今回のアンケートで最下位だった日本では、初期の段階では中国からの入国規制に関して野党側が反発したり、いざ入国制限を実施したら「遅い」と野党が文句を言ったり、最近では政府が「緊急事態宣言延長する」と言ったら特定野党がそれに反発したりしている。
「民主主義」なのでこうなる。安倍政権が独裁だとか言ってる人は独裁のこと分かってないと思うよ?本当に独裁なら、野党のこういう言論自体許されないから。Twitter安倍総理への誹謗中傷(批判ではない)が自由に書けることこそ相当自由であることの証明だと思いますよ、うん。


ってことで少し話が逸れたが、このアンケートのデータって「国に対して声をあげにくい国」が高い数字出ていて、逆に「国に対して声をあげられる国」の数字が低いって見る方が自然だと思います。
欧米諸国は基本的に対策としてはミスっている中で、死者数なんかを見ると日本って相当頑張っている方だと思う。
経済政策や補償については引き続きいろいろ考えて欲しいですけどね(特にスピード。マジでスピード)。