心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

今年の大河は松永久秀が楽しみですねえ

吉田鋼太郎演じる松永久秀がいかにも松永久秀という感じで大変いい感じで、織田信秀の時代から描く今年の大河においてはその分久秀の活躍する場面も多くなると思っているので楽しみ。

松永久秀 歪められた戦国の“梟雄"の実像

松永久秀 歪められた戦国の“梟雄"の実像

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宮帯出版社
  • 発売日: 2017/04/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

三好家内で大きな力を持ち、足利将軍からも高く評価された男であり、織田信長に二度反旗を翻した男。
もう松永久秀大河ドラマ作れるくらい濃厚な人生を送った人で、後世の創作含めて変なエピソードも多く面白い人物なので……本当に吉田鋼太郎ぴったりですわ。

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現在の第六回終了時点では、一応命がけで主君の三好長慶を守るレベルで仕えている松永久秀だけど……そのうち細川晴元より三好長慶が力を持ってしまったように、松永久秀が三好家でも特に力を持つようになり、長慶死後には揉めたり揉めなかったりするはず。
立場上足利義輝とも接点があり、そんな人がやがて織田信長に仕えた後謀反起こして爆死。まあ爆死は一説程度ですけどね。


なんというか……この人物と明智光秀の交流をしっかり描いている「麒麟がくる」前半の今が、後半すごく効いてきそうでウキウキしている。
今までだとドラマやゲームでは裏切り者の悪人として描かれがちだった松永久秀だけど、今年の大河に関しては変な人ではあるけど鉄砲自体の戦争抑止力を考えていたり、今のところちゃんと主君に対して忠臣だったりする久秀。
こうなると「ちゃんとした信念を持った人が信長に反旗を翻す」ように光秀からは見えるのではないかと思っていて、ドラマ的にはむしろ死後に光秀に強く影響してくるのではないかと思う。


原作小説が存在しないのも今年の良さというか、元ネタがないからこそこうして先の展開を予想する楽しさもありますね。