水曜日のダウンタウンについてはさ、もう「免停かな?」とかって笑いにしちゃいけないと思うんだよ。警察まで出動する事態を作っといて何言ってるんだろうか。
水曜日のダウンタウン1 (初回数量限定 Tシャツ付) [DVD]
- 出版社/メーカー: よしもとミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2015/09/16
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
この手の話題になるたびに、ケンドーコバヤシさんの「ルールの中で暴れる」というスタンスをみんなで再考すべきなのではないかと思うのです。
ルールを破るような企画“でしか”戦えないことをまず疑問視してほしい。
スポンサーリンク
昨今は倫理がどうとかなんとかで過激な攻めた番組が減ったというのは事実だと思う。
そんな中での水曜日のダウンタウンは確かに目立つ番組ではあるし数年前までは観ていたんだけど、最近はどうもやり過ぎてて笑えない。引いてしまうというのが個人的な感覚。
「法の目をくぐって……」とか言ってたけど、その視点がすでに「自分達は法には触れないように悪いことしてますよ」みたいな悪人の視点に近いのではないかと思う。
法にさえ抵触しなければ何してもいいって考え方は危険でしょ。水曜日のダウンタウンに関しては、モラルとかで考えるとアウトなことばかりやっているように思う。
他の番組も考えてみれば、ルールの中で面白い番組もいくらでもあるわけですよ。
それでもテレビがネット番組やYouTubeに押されているのは、過激さの差ではなくて企画や発想の薄さじゃなかろうかと。一つヒットしたテレビ番組があると、それと似たような番組を他局が作る。結果同じような番組が増えるだけで新鮮さはない。海外の人に日本の良さを聞く番組とか、田舎や僻地に住んでいる人に会いに行くやつとか。そのうちチコちゃんみたいな番組作ってコケそうだな、どこかの民放。
松本さんの「自分は法の目をくぐる番組を作るポジション」という発言がちょっと怖いですね。そんなポジションの番組ばかりになったら、それを観て勘違いした人が増えていくような気がするんだよな……それこ警察出動したクロちゃんの一件しかり、ハロウィンの暴動しかり。
「ルール」が指すものが広過ぎてなんとも言えないところもあるけど、少なくとも法はダメですよね。