心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

なか卯「朝まぜごはん」に関する考察

こちらがなか卯の朝メニューのひとつ「朝まぜご飯牛小鉢定食」なのだが、今回初めて食べてみて「こいつは……思っていた以上に可能性と思索エリア広いぞ」と思ったので一筆。

スポンサーリンク



基本の食べ方と僅かな疑問

なか卯のウェブサイトを見ると「オクラとかつお節、生卵をかき混ぜて、ごはんにかけて食べる」と書かれている。
なるほどと思うし、初見はたしかにその通りの食べ方をしたのだが、写真をよく見ていただきたい。


卵に対して2つ入れ物が提供されている。
自然に考えると「卵を割り入れる用」「殻を入れる用」なので、この時点で卵が独立使用が可能な構造なのである。……卵黄だけをオクラ&かつお節に入れ、白身は使わない派の人のための配慮なのか?

ともあれこの瞬間、なにかが少しだけ分からなくなってきた。今回のようにオプションを牛小鉢にした場合「卵+牛小鉢」「オクラ+かつお節」の2種類を構築するアプローチもあり得るからだ。
というかいっそのこと、牛小鉢も混ぜてしまっても下手すりゃ美味い可能性あるんじゃないか?そうなるとおかずが味噌汁だけになるストロングスタイルである。

牛小鉢ではなく納豆の場合

さて、朝まぜごはん定食には牛小鉢付きと納豆付きの2種類があるわけで、ここで納豆を選択すると全てを混ぜるルートが浮上する。
「オクラ+かつお節+生卵+納豆」をごはんにかけて食べるアプローチ。これやると味噌汁しか残らないのは牛小鉢付きと同じだけど、むしろ納豆の場合このルートがデフォルトなのではないかと思う。

「オクラ+かつお節+生卵」をごはんにかけて食べる場合、納豆と味噌汁が残る状態。イメージした時にこの独り残された納豆はどうやって食べればいいのか少し悩む。
結局納豆を孤独から救済するには、混ぜるしかない構造になっているような気がする。

牛小鉢付きに与えられた自由度

こうなってくると足し算の可能性の点で牛小鉢付きの方が面白みがあるように思う。
牛小鉢を先に乗せてしまい、その上から混ぜたオクラ+かつお節をかけ、中央に卵黄だけ……とか。
トリッキーな選択肢としてオクラを味噌汁に入れるとかもありな気がする。これは納豆でも出来るか。

ロジカルに考えるほどのものでもないけど、これねえ、考えている限りではかなり楽しい。