どうも自分の接点のある人の限りでは、やたらと未来のビジョンについて明るく話しまくっている人に限って、今この瞬間の不手際が目立つ。単純なところでは仕事でミスしたり(問題はそれを反省しないで繰り返すことだけど)とか、そうでなくてもやらなくてはいけないことを疎かにしてたりとか。
- 作者: 福本伸行,萩原天晴,上原求,新井和也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/06/06
- メディア: Kindle版
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ハンチョウが申し上げている通り「今日をがんばり始めた者にのみ明日は来る」のであり、未来をどうこう言ってるだけで今を雑に生きてる奴に明るい未来など訪れるわけがないと思う。
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仏教でも「今に集中しましょう」ってのは結構徹底的に教え込まれることで、坐禅の初心者コースでまずは呼吸に意識を向けるのは呼吸という「今・ここ」にフォーカス出来るからだと思われる。
雑念ってのも「ここではない」し、例えば不安とかも基本的には「今ではない未来」に対して発生するものだから、そういうことでカットしていっていいモノかなあと思う。
ただ「〜したい」とかの文脈で語られるポジティブな「今ではない未来」を実現するために今干渉できるのは、当然「今」だけなので……。
直接その望んだ未来に関係のないことをやっている「今」でも、というより個人的な感覚では関係のないことをしなくてはいけない今だからこそちゃんとやらないといけない感あります。はっきりいうと仕事とかね。
いろんな本とか読めば読むほど「今」。たとえ好きな仕事ではなくても仕事ならばちゃんとやらないといけないし、それと同じでゲームをするとか漫画を読むとか、遊ぶ時はそれまたちゃんと遊ばないといけない。
その瞬間に取り組んでいることをちゃんとやるという「今」を薄く薄く丁寧に貼り合わせていったものが「未来」なわけで、今を適当に生きてる人がどうにかなるとは思えないのでした。
その「ちゃんとやる」の最難関は個人的に食事。だいたいテレビ観ながらとかになると雑になってしまうので、ちゃんと味わって食べるようにしたい。
ということでちゃんとゲームします。