正直この展開は予想できてたし、且つしんなりします。

- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2017/09/07
- メディア: コミック
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〜今週のあらすじ〜
立ち上がった花山の心に飛来するのは「強者として生まれたなら、鍛えるのは卑怯」の想い。振りかぶる花山を斬る武蔵。遊びは終わり、勝負が始まった以上わざわざ打たせることはない。目の下を水平に、片方の目を垂直に斬り捨て、最後に花山の背中を縦一文字に裂く武蔵。
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さあ花山が立ち上がった。
と思ったら、武蔵が「今までは遊びでした、ここからは遊びません」と発言した瞬間隙だらけの花山の溜め時間を攻撃して、躱して斬って躱して斬って……。
これされちゃうと今までの戦いは何だったんですか?となっちゃうわけで、この武蔵は遊んでいた理論のせいで作品全体に安っぽい気配が漂っているように思います。
本部は遊んでただけの武蔵だから勝てた。花山は途中で武蔵が遊びをやめたから今週ズタズタになった。烈海王……?烈海王とは一体……?
内容がさすがに薄すぎませんかね。そもそもまで言うと、始まった時は命のやり取りが主題なのかなと思った刃牙道。しかしいざ始まってみるとあまり意味の感じないひとが死に、ストーリー的にこれは死ぬのではないかという人が生き残る怪奇。
なんかねえ……これどうするんだろうな。
どう見ても「武蔵が積み重ねてきた刃牙世界を悪い方悪い方へ改革している」としか受け取れないのです。
一瞬触れた「武蔵の剣の完成形は素手」みたいなやつも完全に忘れ去られてるし。
ピクル戦も、あれはっきり言うと武蔵が「素手では倒せないから刀持たせてくれ」って言っただけだし。
とりあえず花山さん、片目は斬られたけど死ぬまでは行かない感じかなあ。
さっさと武蔵に退場してもらうのが今後の最善策なような気がしつつ、来週休載だそうです。