心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

働いた分だけリターンがあれば働く人は働くでしょ

ちょっと前に「日本人の労働時間が世界的に見ると短い」みたいなネットニュース見かけましたけど、まあ見えるだけのデータで言えばそうなるよなあ……とは思う。同時に浅いなあとも思う。

当たり前なんだけど、このデータにサービス残業は入ってないよね。さすがに「街で3000人に聞きました」とかじゃないだろうから、各企業に電話とかで集めたデータだと思われる。当然「無給の残業」の情報を与えるわけもなく、見えるデータとしては少なくなるってだけだと思うが。

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そもそも今の若い人、昔の人のように人生=仕事の人が全てではないと思うんですよ。
人生=仕事の人もいるでしょうが、私のように仕事は仕事外の時間を充実させるだけの手段と割り切っている人もいる。つーかそっちの方が多いんじゃねえのかと感じる時すらある。

端的に言うと「やり甲斐ごときで人が動くと思うなよ」っていう。今の日本ではそんなものよりカネと時間ですよ、まずは。
やり甲斐なんてものは仕事外のところに作り出せる自由な時代。それを満たすために仕事のカネ・時間のバランスを考える。


僕はもうゴルゴ13のスタイルを尊敬していますから、貰っている給料分はちゃんと働きますし、労働時間内に関してはベストを尽くします。
ただここに給料発生しないと仮定したら絶対やらねえ。

なんかねえ、何処かから人生ナメるなよみたいな言葉が飛んできそうだけど、お給料ちゃんと払わない企業こそ人の人生を扱うってことをナメてる気がします。
結局今回見かけたニュースに関しては、仮に残業代とかちゃんと出ていれば「あれ?日本人の労働時間全然長いんじゃない?」となった可能性があるように思う。

そして「正当にお金になるのなら残業しますよ」って人もそれなりに多いと思う。
ただできる限り残業が発生しないように全体をコントロールしていくのが上の仕事だとも思う。
……これまた以前NHKでこう言ったことについての討論番組観たけど、日本の労働関係の問題がもうズブズブの地獄みたいに感じたものです。