心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

理想論だけ並べる人には若干不信感が募る

先日のZOZOの前澤社長のツイート。

人がやりたがらない仕事を責任感持って進んでやっているのに低収入だと思う人は、堂々と会社に賃金アップの交渉をしましょう。一人で難しければお仲間を集めて。皆さんのおかげで社会が回っているのですから当然の権利です

だそうで。
まあその権利はあるよね、程度の感想しか出ないんですよ。その権利を行使して本当に変わると思ってんのかね。

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続けて、資本を出す人や経営者よりも、働く人が多数で主役ですとも書いていたそうだが、そりゃまあ主役だろうけどパワーバランスってもんが存在する。そのパワーバランスの体現者があなた自身じゃねえかとか思ったりしてな。ここに関しては多数決が通らないと思うんだが。ストライキでもやるか?
そもそも先に挙げた「権利」を行使して正当に賃金が上がるような会社だったら、権利を行使するまでもなく正当な評価で賃金くれてるくらいのホワイト企業なんじゃないですかね。

そもそも「人がやりたがらない」仕事と給料の高い低いがリンクしてんのかな?とも思うし。仕事の専門性や特殊技能の必要性とか、危険性とか責任性とかそういうことじゃないのか。


今回のツイートの内容はさ、実際その内容に引っかかる仕事と待遇を受けている人にとっては希望があるというか、綺麗な口当たりの良い言葉だとは思うんですね。
ただ現実はそうじゃないよねって部分で結構反論ツイートも出ていた様子。実際ZOZOで働いている社員さんとかが社長の言う権利を行使してきた場合に、ポンと給料上がるのかなあ……とか思います。