心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

心の雑草 2020年まとめ

毎度のことだけど、年末にもなると一年の前半の方のことなんて全然覚えてないんだよなあ。そんな時に日々書いているこのブログがそのまま過去を振り返る材料になります。ブログ書き続ける利点の一つだな。自分自身の振り返りにも使えるからおすすめですよ。手書きの日記と違って「仕事」とかのワードで検索かければ、それに関連した記事だけ拾うこともできて読み返すのにも便利ですぞ。

今年の年末は30日まで仕事というスケジュールになったおかげで、年末に掃除したりする時間もねえ、髪をバリカンで刈り上げる暇もねえという。

足利尊氏 (角川選書)

足利尊氏 (角川選書)

  • 作者:森 茂暁
  • 発売日: 2017/03/24
  • メディア: 単行本

ブログは政治的な考えを書くことが増えた。コロナで外出できなくなったから、そういう食レポみたいなものや旅行記が書けなくなったのは大きいですかね。その分社会のことを考えたりすることが増えたのかも。
日本史好きとしては仁王2やゴーストオブツシマなど、日本の歴史を取り入れた名作ゲームが豊作だったのは嬉しい年でした。
今年の後半ずっと興味があった人物は足利尊氏です。
そんな感じ。

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仕事

自分の書いた過去の記事を流し読みしたら、結局ほぼ1年通して残業発生してて戦慄した。……なんか社訓みたいなやつの一節には「個人個人の幸福を〜」的なことを書いてあった記憶があるんだが、今のところとてもそんな風には見えんな。残業代はしっかり出るから金銭的には地味に貯金が増えてるが、人間の幸福は金だけじゃない。むしろ金あっても使うタイミングや使いたいことが思いつかないくらい時間と精神削られてたらさあ……って感じ。

本来昨年の12月から始まるはずだった仕事は、今年の8月(!)になってからやっと始まり、なんだか今年いっぱいで一旦終わるみたいです。んでシーズンものというか、お客様側から要請があればまた数ヶ月みたいな単位で短期的に入ってくるものっぽいからそうしたらまた自分が召喚されるって感じかな。
はじめに聞いていた話よりは仕事内容がずいぶん楽だったのと、実際に始まってみるとこの業務に関してのみ言えば一日あたりの量がかなり抑え目だったこともあって仕事中の数少ない少しリラックスできる業務になったのは少し皮肉。

文句を言いつつも現状「辞めたろうかな!?」とまでは思っておらず、現在では無症状レベルとはいえ定期的に通院して薬をもらう必要があるバセドウ病があるため安易に辞めるのが怖いってのが一つ。
加えて今のコロナの情勢で辞めようと思っても、簡単に転職先が見つかる気もしませんしね。……というか2点が割と消極的な理由。
あとぶっちゃけ支店長が別の人に代わりさえすればそれだけで改善されるであろう点が多々見受けられるので、そこの人事異動さえ起きれば残業あろうが快適な職場になる気がする。過去には人の入れ替わりの激しい飲食店で働いてもいたのでそれなりに多くの上司を見てきましたが、今の支店長よりひどい人見たことないから。

ポジティヴな理由としては、初めに書いたことと矛盾するがとりあえずお金が貯まり出している点。正直貯金とか全然できない金銭的には問題児な人間で、そのくせ将来や何かあった時に対する漠然とした不安はあったんですよね。本質的には心配性な部分が自分にはあるので、それが一つ軽くなっているのは精神衛生上大きかったりする。
あと散々残業残業書いてるけど、世の中の毎日真夜中まで……みたいな人に比べたら日々1〜2時間程度なんて優しい方だろうしなあ。ま、だからといってほぼ毎日残業があるような今の状態を肯定するつもりはありませんし、うちよりもひどい地獄の残業+サービス残業みたいな会社は滅びろとは思ってますし。

ブログ

先に書いたように仕事が基本的に残業ありみたいな状態だったこともあって、基本的なスタンスだった毎日1本記事をアップするというのは出来なくなってた感じ。残業時間自体は1〜2時間なので書く時間自体はあるが、それにメンタルがついて行かない日が結構あった。
書こうかなと思ってタイトルだけ下書きに放り込んでおいたものの、結局書けなくて削除したものもかなりあったような気がします。

自分を褒めるとすれば、そんな中にしちゃコンスタントに更新はできていたかな……というあたり。今まで何年も書いている一方で何年もいろんな人のブログも読んできたけれども、内容のクオリティでは遠く及ばない方々が多数いたがそんな人たちのほとんどは気がつくと書くのをやめてしまっていたりする。「未だ書き続けている」のは素晴らしい。ここは自分を褒めることができる点ですよ。

後から読み返すと昔の自分は何を考え、何をしていたのか。その時時代はどんな動きをしていたのかが残る。きっと今年の記事も、数年経ってから読み返せば「ああ、コロナで大変だったなあの年……」みたいに振り返る材料になる。そんな時代の政治に対して自分が何を考えていたのかを思い返すこともできる。
そういう貴重な財産を積み重ねているような素敵な趣味だよ、ブログ。書いてないけど読んでくれている方、ネット環境さえあれば無料で始められるし、今ならパソコンなくてもスマホから書けますからほんとオススメですよ……始めてみませんか?

ゲーム

今年買ったのは仁王2、Fallout76、ゴーストオブツシマ、真女神転生3。買ったけど売っちゃったので思い出すのはバイオハザードRE:3、刀神あたり。あとはコントローラが壊れてしまったので、PS4のコントローラを新調した。
仁王2とFallout76は未だに遊んでいて、発売後にアップデートされるゲームが普通になったからか一つのゲームの息が長いのと長いこと。忘れた頃にディアブロ3やるとまたハマってしばらく遊ぶもんな。

なんというかゲームにさほどお金がかからなくなってしまいました。スマホゲームも1年で課金するのは1〜2万程度だし、それで十分すぎるほど楽しませてもらってるからなあ……。

自分はゲームはとても良い趣味だと思っていて、物によってはかなり頭を使ったりする趣味でもあります。
例えば今やってる仁王2なら、自分のイメージする戦い方を仕上げる装備を考えるのは頭を使うし、いわゆる死にゲーというジャンルだから敵とのアクションはしっかり敵の動きを学ぶ必要がある。漫然とプレイしてるとどこかで詰みます、多分。

まあ、やりすぎると代償に視力を犠牲にすることになるけどね。

足利尊氏

何気にこのブログではほとんど触れてなかったけれども、BSで再放送されている大河ドラマ太平記」を観るようになってから足利尊氏という人物への興味がすごい。そこから付随して今まであまり知らなかった鎌倉末期〜建武政治〜室町幕府スタートと南北朝時代あたりの歴史の面白さを知った。あのあたり複雑だから本を読んだりしても未だ全然分からないことが多いんだけど、その分だけ面白いですね。

足利尊氏はめちゃくちゃ波瀾万丈な人で、まず後醍醐天皇に共鳴して鎌倉時代末期に幕府の実権を握っていた北条一族を倒し、建武の新政をスタートさせる。
でもその後はその後醍醐天皇に叛旗を翻し、自ら幕府を開いて室町幕府による政治をスタート。
今度は幕府内で尊氏と弟・直義との内乱が始まる……てな具合。

直接天皇と戦ったことがあるという意味では割と凄まじい人だと思うんだけど、後醍醐天皇の命を取らずに逃げた先で別の朝廷を開かせ南北朝時代を引き起こす間接的な原因になっちまったり、尊氏という人の人間性にフォーカスして考察すると優しすぎたり優柔不断なところも垣間見えて不思議な人なのです。戦も超強い……ってこともなく、ボロ負けしてから大逆転みたいなパターンも多い。後醍醐天皇との戦は負けに負けまくり、最終的に九州まで一度逃げることになるし。

この時代は他にも面白い人物が多くて、凄まじいオーバースペック天才公家武将・北畠顕家とかも壮絶な人生でいいですね。太平記では後藤久美子が演じてて美しく、そして切なかったです。

2021年にやりたいこと

今思いつくのは親知らずの排除ですね。もしもコロナが落ち着いたら歯医者に行って抜いてもらいたい。
というのも数年前に虫歯が痛すぎて、その虫歯になった親知らずを抜いてもらったことがあるんですが……その時点で残りの3本も既に虫歯になってたんですわ。
未だにそれら3本は痛みなどはないものの、下の歯2本は歯茎が被さってて間に食べカスが入ることもあり、衛生的にもずっといい気持ちはしてなかったんですよね。今年近所も近所、徒歩2〜3分の距離に歯医者さんが出来たのでそこでお願いしてみてもいいかなと思っております。

あとは旅行したり、ブログ的にも色んな食べ歩きしてそれを記事にもしたいんだけど全部コロナくんが終息しないとやりにくいところがあるなあ。結局コロナ解決ありきなんだよね。
今年はほぼ1年、世界はウイルスと戦い続けていたしこの感じだと来年もしばらくはそうなりそう。
そんな中で自分はどう生きるのか、ちょっと考えたいですな……ってところで今年ももう数時間。皆様良いお年を。