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心の雑草

「げ」と申します。「旅=人生」というライフスタイルをめざして、心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

人間の本質をえぐる、相田みつをの名言たち

読書 考えたこと

人の為と書いて
いつわり と読むんだねえ

いやー。
TwitterのTLに相田みつをのこの詩が流れてきて、「そうそう、そうなんだよ!」と思った。



私はどんな善人もエゴイストだと思っていて、それは人にいいことをすることで「自分の精神が満たされるから」という部分があるはずだからだ。
キリストだってそうだったと思う。
例え神からの指示があって人を救っていたとしても、神の言葉を忠実に果たしていた自分が幸せだったというエゴはあったはずなのだ。

人の為は自分の為でもある。
それを隠すようにして行われる善は、私には何処か気持ちの悪いものに見えるのである。


というわけで相田みつをさんの詩を少し探してみたら、あるわあるわ、人間の本質を、剥き出しにするような斬れ味マックスの詩の数々。

「人間だもの」じゃ終わらない、相田みつをの詩の世界をご紹介します。



べんかいの上手い人間
あやまりッぷりのいい人間

なまじ歳を取ると素直に謝れず、言い訳を重ねてなんとか逃げようとする。実に情けない姿だ。
最近なんかは猪瀬知事を見て思う。…あの人は弁解も恐ろしく下手くそですがね。
清々しいくらいにちゃんと謝ることができる人間にならねばならないと自己反省。



アノネ
ひとのことじゃないんだよ
じぶんのことだよ

個人的にはコレがかなり突き刺さった。
自分のことを棚に上げて、自分が出来ていないことを平気で人に注意する人、結構いるものだ。自分もそうかもしれないと思って怖くなる。
自分が人に発した言葉は、そのまま自分へ発した言葉でもある。自分だけを特別に外すようなことがないようにしたい。



自信はなくて
うぬぼればかり
はずかしい はずかしい

自信と自惚れは性質が似ているせいか、勘違いしていることもありそうだ。
周囲の人の客観的な目に評価されて始めて自信になる。自分だけの世界での自惚れを勘違いしないようにしなければならない。



おたがいになあ
不完全
欠点だらけのにんげんですがね

ほんと、いますよね。自分は究極完全生命体みたいな位置からモノを言ってくる人。
そもそもそのスタンス自体が欠点だっていう。
お互いが自分の不完全さ、欠点を認めた上で指摘し合うから成長する。己の弱さを隠すような人は、隠すことに労力を割くもんだから成長はないだろう。



うそはいわない
人にこびない
人のかげぐちはいわぬ
わたしにできぬことばかり

ごめんなさいとしか言いようがない。
割と人に媚びない方だとは思うが、やっぱり嘘はついてしまうし陰口も言うときゃ言ってしまう。
嗚呼、私にできぬことばかり。



その根っこは見えない
その見えないところに大事な点がある

来ましたね。こういうの大好きだ。
目に見えることだけで注意をする人は、やっぱり周りからの反感も買うものだ。あなたの見えないところに、注意された人間の理由や反論があるというのに。
見えないものを見ようとすることがまずは第一歩だ。



身からでたサビだなあ
身に覚えがあるよ

えー、一言。隠すな!自分が出したサビを人のせいにするな!



やれなかった
やらなかった
どっちかな

もはや辛い。やらなかったことの方が多い。



まだまだあるけど、本当少し心が傷付くぐらいの鋭さ。生きるってことを見つめ直してしまうなあ。
また機会があれば紹介しようと思います。