心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

バイキング食のメリット・デメリット

今月は後半に有休を取り、山形のかみのやま温泉に行くことにしました。

今回宿泊するのは家族経営だという小さなお宿。
山や海が見えるといった自然風景の魅力はあまり期待できないですが、新鮮な採れたて野菜を使った料理と小さいながら貸切だという温泉が魅力です。

……というところで、ホテルや旅館に泊まる際の食事の話。
自分は今回のように、内容が決まっているご飯も大好きなんですが、一方で職場の同僚は「バイキング食じゃないと厳しい」と言い出しまして……。

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偏食な人にはバイキングがありがたいらしい

で、そんな「バイキング形式じゃないと厳しい」という理由は単純で、苦手な食べ物が出てきた時に残すのが申し訳ないからだそうです。

正直、この観点は基本的になんでも食べられる自分からすると盲点でした。
逆にこの同僚は苦手な食べ物が多いので、そういう人からすると「自分の食べたいものを選んで食べられる」というバイキングは極めて都合がいいんだろうなあと思いました。

もちろん自分もバイキング食は嫌いじゃありません。
一方で本当に好きなものばかり食べてしまうので、食における新しい出会いが発生しにくい。

今回自分が泊まることにした宿では、山形の郷土料理が色々楽しめるようで、それが楽しみの一つでもある。
ホームページでは芋煮、だし、納豆汁などが紹介されています。どれも一応食べたことはあるけれど、本場の山形で、しかも手作りのそれとなるとやっぱり違うんだろうなあと思ってワクワクしています。


宿にお任せしたご飯には、自分では進んで食べないものとの出会いの楽しさがある。あと宿の方が決まった献立を出してくるということは、基本的にはベストコンディションのものが食べられる。
バイキング食には、自分が食べたいものを食べたいだけ食べられる自由がある。一方バイキング形式だと、種類豊富な代わりにものによっては当たり外れはあるかも……という感じがします。


好き嫌いが基本的にはない自分の場合だと、それぞれの良さがありますね。
ただし、そこまでたくさんの量を食べるわけでもなく量より質っぽい感性になってきた最近だと、むしろバイキングよりも決まったメニューのご飯の方が好きかもしれません。それでもホテルや旅館のご飯って十分過ぎるほど多いですからね。