今年1回目の温泉旅行は松島です。
仙台から電車1本で乗り換えせずに到着でき、その移動時間も1時間かからず、その上松島なので観光・お土産にも困らず……と、改めてすっげえ場所だと思います、松島。
昨年温泉旅行に行ってみてその恐るべき好立地に気が付いてしまったため、移動は億劫だけど一泊温泉旅行行きたいぜ……って時の筆頭になりつつあるような。近いって大事。

さて、今回は「絶景の館」さん。少し小高いところに位置しています。
その立地から、部屋・露天風呂のどちらからも松島の絶景を見ることができるという、その名の通りのロケーションに位置するお宿です。
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……とはいえまずは松島観光から。……の前の腹ごしらえから。

自分の中で毎度お馴染み、仙台駅の立ちそば「杜」にて期間限定メニュー、春そば。
優しい甘さの菜の花と、分厚くて食感が気持ちいいタケノコが乗っかっています。
しっかり食べて出発です。
この日は強風のために電車の運行に乱れがあったりしたんですが、自分の乗ったやつは通常通りのスムーズな進行。
警戒して早めに家を出たんですが、むしろ通常通りに乗れてしまったので早すぎる到着です。


昨年の松島旅行では行かなかった瑞巌寺。
お寺の中は撮影禁止なんですが、美しい屏風絵などがずらりと並び、中には明治天皇が泊まったという部屋もあります。


あと思ってたより何倍も面白かったのが、松島レトロ館。
全ての展示物が手で触れていいというものなので、実体験を伴うとかなり見応えがあります。
ファミコン版ドラクエ3の攻略本とかあって、ちょっとじっくり読んでしまいましたよ。
小さな建物なのであまり期待せずに入ったんですが、その中はかなり高密度で展示物が所狭しと並んでいます。かなりオススメかも。
そんなこんなでいよいよ投宿。


部屋から思いっきり福浦橋を見ることができ、まさしく「絶景」です。
こんなんさあ、しばらくテレビも付けずに窓際の椅子に座り、のんびり外を眺めざるを得ないのだ。
当然露天風呂からもこのロケーションを見ることができます。これがまた良いんだ。

夕食は牛タン&海鮮の、ダブル鉄板焼き。牛タンが柔らかくて美味しかったですなあ。
ここにカキフライ2個、澄まし汁も付いてきて、さらにお櫃に入ったご飯は軽く茶碗3〜4杯分ほど。
いつも旅館の晩御飯は見た時に「多い……食べ切れるか?」と思うんですが、結局普通に食べ切れるのが旅行マジック。もちろんお櫃の中も空っぽです。

福浦橋は暗くなるとライトアップされるんですね。これは知らなかった。
そして夜の露天風呂では、当然このライトアップされた福浦橋。そしてこの日は満月だったので、そんな月の光も見ながらのまったりリラックスタイムでした。

カモメの鳴き声で目が覚める朝。
曇ってはいますが、その雲の隙間から見える朝焼けは美しい。

朝食は自分で具材を入れる、海鮮鍋風のお味噌汁。カニから出汁が出て美味しかったです。
ホテルや旅館の朝食、なんでこんなに楽しいんでしょう。
温泉は無色無臭ですが、浸かるとややとろみを感じるタイプ。温度もそこまで高くなく、のんびり長めの時間入っていられます。
日帰り入浴もやっていて、そんな利用のお客さんっぽい人もいました。
宿の名前通り、まさに絶景を楽しめる「絶景の館」。夜も松島の風景を堪能できますよ。
観光地エリアからのアクセスも悪くないので、今後松島観光に来る方には結構オススメかも……です。