心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

卸町をぶらりと散策

土曜日は少し天気が悪かったものの、涼しくて過ごしやすい感じでした。
そんなわけなのでなんとなくお散歩へ。「久しぶりに宝くじでも買ってみるか」という具合で、当たるってことで有名な卸商団地チャンスセンターに行ってみるついでに、卸町周辺を少しぶらぶらしてきました。

すぐ近くには卸町神社があります。
祭神は天照大神・金山尾古神・金山比売命とかなりご利益もありそうな方々。商業の町なだけあって、金運もアップしそうです。

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名は体を表すという言葉が本当に当てはまるのが卸町。
調べてみると、本当に卸売業のために開発された区画だそうです。

実は引っ越す前は比較的近くに住んでいたので、久しぶりに足を運ぶことになった卸町。やはり数年ぶりに訪れると、建物などはいくつか建て替わっていたりします。

道路はトラックなどがスムーズに通行できるように広く取られ、格子状に敷かれています。そして少し歩けば分かりますが、とにかく倉庫や事務所といった建物が整然と並んでいるようなエリア。
Googleで卸町を検索してみると、本当に道路の敷設は綺麗なものです。こうやって地図で見ると、ちょっと京都っぽいですね。斜めに敷かれた道路がほとんどない。
少ないながらも付近には飲食店があり、卸町で働く人々の胃袋を支えていたりもします。この界隈では老舗とも言える「喰い処 南禅」は必食。夜は居酒屋ですが、昼のコスパと味が両立したランチが真骨頂。豚生姜焼き定食は引っ越し以前に何度も食べていますが、マジで美味しいので是非。

……といいつつ、そんな南禅はまだ営業開始前の時間です。
散歩がてら来たのだから少し歩きますか。
ということで、卸町の倉庫が立ち並ぶエリアを抜け、さらに卸町公園を尻目にさらに東へ。そう、目的地は「杜の市場」ですね。

ここはバリバリの飲食店向けマジ市場である仙台市中央卸売市場と違い、一般の人がお買い物を楽しめる用の市場といった感じの施設。施設内は活気のある道の駅っぽいイメージですかね。
肉・魚・野菜としっかり揃っているし、揚げたての唐揚げやメンチカツを販売している惣菜屋さんなどもあります。
そしてここ、半フードコート的に飲食店も揃っているんですよね。

やっぱ市場に来たら海鮮丼でしょ!
ということで、今回は「魚河岸処 仙」の海鮮丼。
冷凍ではない生のマグロにこだわっているというだけありマグロは当然美味しく、というかどのネタも美味い……。

行きつけにしているバーのお客さんがどうも生まれは関東の方らしく、会話の中で「仙台はやっぱり魚介類が美味しいですよね」なんて言っていました。値段も安い上に味もめちゃくちゃ美味いのだそうで。
人生のほとんどを仙台で過ごしてきた自分からするとこれがデフォルトなんですが、サクッと1000円ちょっとで新鮮な海鮮丼を堪能できるというのは恵まれているんでしょうね。これは幸せなことなんだろうなあ、スーパーとかで買うお刺身ですら普通に美味いからね。


ということで宝くじ購入・神社参拝・海鮮丼を味わう……という3連コンボを決めた卸町散歩。
振り返ってみると、こうやってブログにする的な意味で言えば「卸町の町の様子も写真撮っとけばよかった」というところですね。
無機質な倉庫群とトラック……のはずなんですが、実際に歩いていると冷たい印象は全くない不思議な町です。働く人たちのエネルギーがそこにあるからですかね。