心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

二日酔いの意外な症状

せっかく久しぶりの二日酔いになったので、そんなミスを有効に活かすべくなんとなく自分自身の体調を色々観測していました。

二日酔いというと頭痛や吐き気といったよく言われる症状がありますが、人にもよるのでしょうがちょっと意外な症状も出ます。
発熱です。
そして眠れなくなります。

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発熱

まずは発熱から。
免疫力が下がっている、睡眠不足状態、肝機能の低下……などなど色々要因はあるみたいですが、一つ一つが微々たるものでも複合すると発熱したりもするようです。
自分の場合は単純に普段よりだいぶ飲み過ぎたことで、閾値を超えちゃったって感じですかね。暑くなって夜は多少寝苦しい時もあったりして、自覚はないけど寝不足気味だったのかもしれません。

二日酔いの症状自体は風邪に似ているものも多く、そんなタイミングで発熱となると結構不安になったりします。
二日酔いでは普通喉の痛みなどは起きないので、そういう部分で見分けるのがいいかもしれません。
自分の場合はコロナワクチンを接種した後のような感じでした。あそこまで熱は上がらなかったけど、ちょっとだるい感じ。でも食欲などは普通にあるという状態。

他にも胃では熱が発生するらしく、これが吐き気の原因だとか。
そもそも体内でこうやって熱も発生しているわけで、これも発熱の要因の一つかもしれません。

眠れない

「気持ち悪くて……」という理由ではなく、昼頃を過ぎて二日酔いの気持ち悪さのような症状がほぼ改善されても眠れなかったりします。
自分は結局深夜から昼過ぎまで眠れなかった分、体調も良くなってきたので昼寝をしようとしたんだけどなかなか寝付けなかった。

これは体内がアルコールを代謝する際に生産されるアセトアルデヒドに覚醒作用があるからのようです。
「お酒は寝つきは良くなるが、眠りは浅くなる」というのは多分これのせい。

感覚的にはコーヒーなどのカフェインよりもはるかに強烈で、完全に眠気がなくなりますね。
結局夕方近くになってようやく少し仮眠を取れましたが、布団の中に入っていて全く眠気がやってこないという状態、それはそれでなんか怖かったです。

結局飲み過ぎはやっぱりNGやなって

まあ結局アセトアルデヒドはよくないぞっていう。
アルコール→アセトアルデヒド→酢酸の順に身体はアルコールを分解してくれるわけですが、肝臓のスペックを超えたアルコールが入ると分解が追いつかないわけですね。
そうして毒性の強いアセトアルデヒドが体内に残ってしまうと、頭痛などに代表される二日酔いの症状が出てくる……と。

「酒は百薬の長」は真実だと思っていますが(もちろん飲めない人が無理して飲んじゃダメですよ)、一方で飲み過ぎるとかなりの猛毒であることもしっかり認識しておかないとダメですね。