心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

知らない税理士から電話がきた話

昨日の結構怖い、でも終わってみたら笑い話だったできごと。

午前中の休憩中にスマホを見ると、不在着信が1件。
このくらいのことはたまにあるんで、いつものように無視してたら……お昼休みに見てみたら、また同じ番号から着信が……。

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こうなると、知らない番号だけど自分に用件があるのか?と思い番号をググって調べると、なんと税理士事務所。
県外……というか、自分は東北在住なのに関東圏の税理士事務所から電話がかかってきていて「えっなにこれは……」と。

税理士さんなんて今まで世話になったことないし、こうなると途端にモヤモヤし始める。
全く思い当たるフシもなく、詐欺かなんかですか?と思うもののググった結果の限りちゃんとした税理士事務所。
「知らない税理士 電話」とかでTwitter検索すれば、同じような経験をした人もいるがそれは営業の電話だったり、突然の業務提携のお誘いだったり。
調べれば調べるほど、なぜ自分に税理士事務所から連絡が来るのか分からない。

そうやって午後は終始仕事に集中できない感じで。そうしている間にも着信は来ていて、仕事が終わる頃までには合計で4回も着信がありました。

すげえ怖いけど、もう次電話かかってきたら出よう。それに出られなかったらこっちから折り返してやろう……そう思いながら帰宅中、電話が!

「もしもし……」
「あ、すみません。○○税理士事務所の○○です」
「え、あ、はい……」
「……」
「……」
「えーっと……△△さんのお電話ですか?」
「いや……違いますね……」
「あっ……すみません、間違いでしたね……」
「日中何度か電話頂いてましたかね?すいません出られなくて」
「こちらこそ申し訳ありませんでした」
「……」
「……」
「えっと……じゃあ失礼します」
「あっ、すいませんでした」

的な。結果ただの間違い電話だったという。向こうの税理士さんも相手が違う人だなんて考えてもいなかったっぽくて、こっちの声聞いてからマジで10秒くらいお互い黙り込んでたもんな。
「何度も間違いで電話かけてくんなや!」みたいな怒りはなくて、むしろ間違いだって気がついた途端に、ちょっとパニクってる感が向こうから伝わるやりとりだった事で笑ってしまいました。

しかしこれはどういうことだったのか。1日に何度もかけてくるってことは、本来かける予定だった人に対して税理士さんはそこそこ重要なお話があったと思うんですけども。
書類なりなんなりに書いていた電話番号自体が間違ってないと、同じ相手に対して何度も間違い電話かけるなんてことは起きないと思うので……いや、税理士さんに仕事お願いしたソイツは自分の電話番号正しく伝えろよ。人の電話番号教えてんじゃねーですよ、全く……。
まあ自分の電話番号、ゾロ目というか同じ数字が続く中に1桁だけ違う数字混ざるので、間違いやすいとは思うんですけどね。1211とかそういう感じだから、間違って1121になっちゃったとかはありそう。

なんか少し冷静になって考えると、普通に税理士さんが可哀想になってきました。
なんの用件かは分からないけど、そこそこ緊急性のある用事だったとしたらその相手に連絡とれないし、そもそも相手の正しい電話番号も分からないってことになる。どうするんですかねえ?住所も控えてあるなら、税理士さんが直接その人の家を訪ねるくらいしか方法がないのでは……?


仕事柄自分も色んな人が書いた書類に目を通すことになるんだけど、お役所に提出したり、それこそ税理士さんに出すような書類みたいなものは過不足なくちゃんと書こうねっていう。思ってた以上にこういうものを雑に記入する人が多いってことが、今の仕事やるようになってよく分かった。
フリガナ欄がわざわざ設けられているのに記入しないとか、住所記入する時にものすごく汚いとかそういうの。酷いと氏名がまともに読めないくらい雑に書く人もいる。引っ越しした後に自動車免許の住所変更申請した時の書類思い出したなあ……ああいう大事な情報の書類とか、ちゃんと書こうぜっていう。
必要な情報だからその欄は設けられているわけで無記入とか基本ダメだし、例えば今回みたいに電話番号間違って書いてたりしたら、いざって時に連絡取れないわけだよね。
誰のために、何のために書いているのか。そういう事考えると、自身の利益のためなども含めてその辺はしっかりした方がいいポイントですね。