ウイスキーから始まった自宅に洋酒が増える事態。ちょっと寄り道してリキュール類にも手を出し始めたこの頃。
安定のディサローノアマレットの次に購入したのは、シャンボールリキュールですぞ。
これはバーで働いていた頃に、そのお店で初めて知ったリキュール。それまでは居酒屋で働いていたし、流石に居酒屋ではシャンボール仕入れてないよね。
ブラックラズベリーを軸にして、バニラや蜂蜜、ハーブとスパイスを加えコニャックも入っている、一つハイグレードなリキュール。
語弊があるのを分かっていてあえていうと、カシスリキュールをめちゃくちゃレベル上げた感じ。
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ベリーのリキュールなので甘酸っぱい味わいだけど、そこにスパイスやハーブ、コニャックが加わることでかなり深みのある味わいになっております。
「甘くて美味しい」で終わらないのが、一つレベルの高いリキュールであるシャンボールの魅力。苦味のような感触、そして微かに感じるスパイス感。それらが味に層を与えております。
ただ甘いだけじゃないので、カクテルとして他のお酒と割るときにも選択肢が広い。
安物の白ワインと割るだけでも一気に美味しく。
ウイスキーに少しだけ垂らしてみても美味しかったし、ウイスキーとシャンボールを1:1の割合にしたものをソーダで割ったりしてみたけどこれもなかなか美味しかった。これはカシスリキュールなんかでやったら上手くはいかない気がしますね。苦味やスパイシーという味わいは、ウイスキーにも含まれるニュアンスだからこそのシンクロ性だと思う。
もちろんシャンボールのみを単純にソーダで割っても美味いし、シャンボール・レモンジュース・ソーダで作る「シャンボールフィズ」もある。ベリー系だからオレンジジュースで割れば、少しリッチになったカシスオレンジのようなものも作れそうだ。
現在家にあるお酒は「クライヌリッシュ14年」「ボウモア12年」のウイスキー2本。
そして「ディサローノアマレット」「シャンボール」のリキュール2本。
ボウモアが最近カクテルベースとして使った時に面白く感じているんだけど、流石にいつもいつもシングルモルトをカクテルに使うのはちょっともったいない。
やっぱりカクテル用の役割も込みで、いい加減ブラックニッカスペシャル買うしかねえな。