心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

宮城県民としてはすげえ怖い状況になってきました

もう国も県も市も動いてくれないから、セルフ緊急事態宣言してたくらいの感じ。
ついに宮城県のコロナ感染者が107名に。これは人口あたりの比率で見ると東京より割合高いらしくて、単純な人数以上に恐ろしい数値が出てきてしまいました。
というところで河北新報さんから引用。

宮城県仙台市は17日、10歳未満から80代の計107人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。宮城県内で一日の感染確認が100人を超えたのは初めてで、1月14日の87人を大きく上回った。

【速報】新型コロナ 宮城で最多107人が感染 仙台75人、多賀城12人 半数近くは20、30代 | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS

内訳としては仙台市だけで75人出ているので、仙台市という意味で言うとさらに怖い状態。

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少し前から明らかに増加傾向に入っていたわけで、宮城県独自のGoToイートみたいなやつをすぐに一時中断したりして欲しかった。ここまで引っ張ってきて今更止めてももう遅い。


以前も書いたけどGoToキャンペーン自体に問題があるというよりは、それを行なっているときに別で何が起きていたかを考えたい。
今回の場合は震災から10年と節目の年で、取材にくるメディア関係者が来たり、県外に移住していた被災者が宮城県に帰ってきたりすることは予測できたと思うんですよ。
そのような「県外から人が入ってきやすいタイミング」に、そのまま経済回復のための人の動きがアクティブになることを止めずに進めていた判断が問題かなあというのが個人的な考察。だからこそ震災に関連する物事が動く時期は一旦人の動きが活発化することは止めて欲しかったところ。


そんな宮城県ですが、このタイミングでようやく「対策を示す」とか何歩遅いんやみたいなことを言い出した知事と、抽象的な注意喚起だけして具体的な対策は示さない仙台市長です。
正直こうなるのもさもありなんって思ってる部分があるくらい酷いなあと感じる。

知事に関しては昨年のGoToキャンペーンにおける経済効果を高く評価していた人物だから、良いか悪いかはともかくなぜこんなに引っ張ったのかという動機は解釈できる部分はあるけど郡市長は良くも悪くも何も発信してない人って感じですわ。

個人的な話だと、今年の初めくらいに久しぶりに連絡のあった友人と今月末あたり落ち着いてたら酒でも飲もうという話を進めていたんだけど、こうなるとそれはお互い納得の上で延期だな……となりました。


感染を抑えることと経済を回すことの両輪をバランス取りながら手綱を握るのはものすごく難しいとは思うんだけど、今回の宮城の感染拡大に関しては流石にもうちょいなんとかならなかったのと思っちゃうんですよね。
ようやく今日になって県独自の緊急事態宣言を出したものの、時短営業はなしでPCR検査の強化とのこと。どんだけ経済活動に執着するんですかねえ……今は金使ってでも抑える局面だと思うんだが。