心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

忙しくて観るの忘れてたミスターオリンピア……

ビッグラミー優勝!!

すっかり忘れてたミスターオリンピア2020、ネットで結果を見てみたら……すげえ盛り上がってたみたいで見逃したことを後悔しております。
はじめに書いちゃったけどビッグラミーの優勝はかなり波乱な感じ。とはいえ写真で見る限りビッグラミー優勝で文句なしな仕上がりでしたね。

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ビッグラミーはエジプト出身。現代ボディビルダーの中でも最大級の筋肉サイズを持ちながら、大会ではコンディションを当日ピークに持ってくることができず甘い仕上がりで出場、結果勝ちきれないというイメージの選手でした。
逆にいうとしっかり仕上がった状態を持ってくれば、その大迫力の肉体を武器に勝てる可能性は全然あった……というのがそのまま今年実現した形。脚が意味わからんくらいデカいです。


2位以下も面白い結果に。
2位は昨年の優勝者ブランドン・カリー。
3位は復帰したフィル・ヒース。
4位に自分のイチオシであるイラン出身のハディ・チョーパン。
5位にはウィリアム・ボーナックでした。

ブランドンやボーナックはもう常連で、ビッグラミーとは逆にいつも安定したコンディションを持ってこれる選手という感覚。だからこそ今年とんでもねえコンディションを持ってきたビッグラミーに負けちゃった感じですかね。シルエットとかになるとブランドンとかめちゃカッコよくて、全身の筋肉のバランスが彫刻みたいに整ってるんだろうな。

現役復帰のフィル・ヒース。
次優勝すればリー・ヘイニー、ロニー・コールマンに次ぐ史上3人目の8回優勝者となるわけですが……今回は3位に。
2年ほど大会から離れていたそうです。故障もあったみたいで、前から言われていたお腹の膨らみがまだ改善しきれていなかったのが3位という結果かなと。今年のビッグラミーはお腹の絞りも凄まじくて、やっぱウエストがキュッと締まるとカッコいいんすよね……。

4位のハディ・チョーパンはそもそも212ポンドクラスで戦っていた選手だったけど、階級を上げてオープンクラスになった選手です。
イランとアメリカの関係性で渡航が難しく、まずオリンピアへの出場自体が難易度高いという悲しき選手だけど……昨年はそれをクリアし初出場でいきなり3位という快挙を成し遂げた人物。
身長に対して身体がデケェしコンディションもめちゃくちゃ仕上げてくるし、写真でしか見れてないですが個人的にはチョーパン3位でもいいんじゃないかな?ってくらい今年も良かったです。


んで「あれ?ローリー・ウィンクラーは?」と思って調べたんだけど、笑顔の素敵なローリーはコロナ陽性が出てしまって今年は欠場していたんですね。ちくしょう……コロナが憎いです。

ビッグラミー優勝、フィル・ヒースの復帰と、結構ビッグイベントな感じのミスターオリンピア2020。
いや……マジで当日に見逃してたの痛いな。リアルタイムでこの興奮を共有したかったよ……。