心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

麒麟がくる 第二十五回「羽運ぶ蟻」感想

だあー……ドラマ関係ないけど頭痛いっすね。天気悪くなっての気圧は影響してそうですが、同時に無意識に前傾姿勢でFGOの周回していたのも関係ありそうですわ。

さて大河ドラマについては、今週で足利義昭が将軍になるでしょうか。14代将軍・義栄の在位期間は半年ちょいみたいなもんですからね……。

足利義昭を巡って織田信長朝倉義景らの思惑が蠢く……と。まあ今年の信長に関しては何考えてるのか分からないんだけどもね。

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還俗した足利義昭
朝倉義景は光秀が言った「義昭は将軍の器にあらず」の言葉で踏み切れずにいる……ってところか。
やっぱり明智光秀の思う将軍は「武士の棟梁」であって、足利義昭は武士というより民のことを願うように思う。
麒麟がくる」世というのが戦なき平和な世を指すならば、光秀の考える「将軍」は本当のゴールではない気もしますが……。


久しぶりに織田信長本格登場って感じですね。信長が美濃を獲得したので、稲葉山が岐阜に改名されますな。ともかく光秀の母ちゃんは美濃に帰るそうです。
これは光秀が信長家臣になった時、元の明智の領地を再び与えてもらえるってことなのかね。

やべえな……なんか明智荘に帰ってきたところでグッときてしまった。伝吾くんいい奴やなあ……。これ光秀も帰ってきたいと思ってるんじゃないの?
そして斎藤龍興の話とかしてるが……今年は竹中半兵衛は出てこないんすかね?ここから光秀とライバルの秀吉がストーリーに絡んでくるのを考えると、秀吉の腹心となる半兵衛は出てきても良さげですけど。
明智光秀がやりたいこと」。母ちゃんの思うがままに生きなさいという言葉、これが信長を支えることに繋がりますか……。

翌日信長に面会に来た光秀くん。信長はというといきなり「そなた、わしに仕える気はないか?」とスカウト。この人話が速くていいよね。
明智光秀足利義輝に仕えたかったというのは初めてはっきり言葉にした気がするね。

美濃平定後の信長、これから何をすればいいか未だに分からない。
だけど戦は嫌いじゃない。今年の信長のテーマはずばりコンプレックスですかね。母親の愛を一切受けられなかったから、人に喜んでもらえたり評価してもらえることが一番優先されるんよね。
結局天下平定がなること、戦なき世を作ることで人が喜ぶなら信長は動く……と。今年の信長、自分は好きですねえ……。
光秀が良いと言えば、足利義昭の御輿を担ぎますよと言った織田信長に対して悲しい顔の光秀が切ない。その義昭が相応しいとは思ってないからなあ……。

薬屋パートで初登場した陣内孝則演じる今井宗久。この人胡散臭い役やらせると光るねえ。太平記佐々木道誉役をやってるけど、こっちも胡散臭くて輝くよね。
駒さん、結局本当の民の苦しみは理解できてなかったんだね。病だけじゃねえよな、生きるためには食わないといけないんだよな。そのために金が必要なんだよな。
薬屋パートはあんまり必要性ないと思ってるけど、東庵先生の台詞はちょいちょい哲学的で突き刺さるんでいい感じ。


光秀の家に足利義昭が来ちゃったよ!未来の将軍に遊んでもらう娘ってなかなかすごいことじゃないのこれ。
うむ、これは義昭さん若干覚醒しましたね。自分一人じゃ将軍は無理だけど、自分が将軍になることで皆の力を借り、そして今まで救えなかった多くの人を救える可能性がある。
「自分は武士ではない」「助けが要る」、こういう客観的に自分を見ることができるのはやっぱり強いよ。本当の意味で強いと思う。
今年の大河の足利義昭、いわゆる暗愚な今までのイメージを覆しそうで楽しみです。
織田信長朝倉義景松永久秀……動くねえ時代。


足利義昭を改めて評価する一方、朝倉義景に改めて「こいつダメだ……」的な表情の光秀。
終わってみれば14代将軍がエンディングでやっと就任。この辺の話たっぷりやるんだね今年。


次回「三淵の奸計」。
今度は谷原章介が暗躍する……?ジャッジアイズ の谷原章介さんカッコ良かったっすね。