ちょっとストーリーが面白すぎて、後半は寄り道忘れて本編突き進んでしまってクリア。
後から知ったけどストーリー書いたのが龍が如く0書いた人らしく、納得です。整合性とかちゃんと取れてるし、引き込んでくる物語はさすがですね。
- 出版社/メーカー: セガゲームス
- 発売日: 2018/12/13
- メディア: Video Game
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ヤクザが目を抉られて殺害される連続殺人事件。容疑者として名前が挙がった松金組の羽村京平、その弁護の協力をするのが元弁護士の探偵・八神隆之。
事件を巡って主人公・警察・ヤクザが絡み合い、別の事件や過去の事件とも物語は繋がっていき……とまあ、話の広がり方とかほんとにお見事でした。
それぞれのキャラクターもちゃんと立っていてグッド。序盤だけ出てあとほとんど空気、みたいなキャラクターもいなかったように思います。
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モグラの正体を知った後でそこまでのストーリーを振り返ると納得できるあたりとかは個人的に良かったんだよな。「ああ、お前がモグラなら表裏で上手く動けるもんなあ」みたいな。
杉浦くんもやたら八神に3年前の事件のことで突っかかるのにもちゃんと理由がある。
もちろん発端になった連続殺人も、目が抉られるという猟奇的な方法なのも理由がある。
とにかく物語に投げっぱなしになってる部分がなく、ちゃんと開いた風呂敷を後半で畳んでいってくれるのが非常によろしい。最近のドラマ観てると「あの伏線どうなってんの?」みたいなこと結構あるんで。
ゲームとしては会話シーンでの推理パートがいいアクセントになっていたと思う。自分で選択肢の中から正しいものを選ぶってだけなんだけど、それだけでそこまでのストーリーの復習にもなって理解度が高まります。
しいて言うとモグラの正体が分かるところ、この推理パートでやりたかったなあ。正体を知っている人からポンっと伝えられるんですね。
設定に若干無理はあるものの、設定に対しての展開は破綻していない。展開がおかしなことになっていないのは本当に良かった。ストーリー分かった上で2周目観たいなあと思わせてくれたゲームでした。
個人的には谷原章介さんが演じる黒岩刑事がすげえ良かったなあ……。