正直なところ、ここからは主人公が歴史のメインストリームから離れるので……歴史を観たい自分としてはちょっと視聴がしんどい回が続くかもしれない。

- 作者: 別府亮,山下弘,勝廣光
- 出版社/メーカー: ファミマ・ドット・コム
- 発売日: 2013/11/05
- メディア: 単行本
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流人編に来て次のヒロインである二階堂ふみさんも登場ですね。
変な仕事もしたりするあたり、女優さんとして単純に好きな人ではあるのでそういう意味では楽しみ。
つくづくドラマの内容ではなく、演者さんの力で観てる感じだな今年。
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「生き残ってしまった」西郷氏。
月照さんとの約束を違えたことも込み込みでこりゃしんどい。
奄美の年貢は砂糖。
なんでしょうねえ、このサトウキビから砂糖を生成すると量が激減するの、ゴルゴ13で見たコカイン工場を彷彿とさせるな。
こうなってくると大久保正助の「生きてくれ」がもはや呪い。
あと幽閉、こんな良い感じのお屋敷を与えてもらえるなんて個人的には歓迎だけどね。隠居してえなあ……。
そろそろちょっと一言いいですか?
字幕の量エグい
お話に話を戻すけど、年貢とか流人の嫁を出さないといけないとか……まあすごいシステムね。露骨に薩摩の植民地みたいな感じよね。
自分が西郷さんの立場なら、一番イラっとするの大久保正助だな。
アイツなんなんすか。「天が生かした」だの「生きてくれ」だの。自分は何やってんだって思っちゃうよ。
西郷、島のために立ち上がり薩摩へ反逆編とか行かねえかな。
とか思ってたら出てきた!!
死にたいと思ってる人間に何言っても無駄ですよ。今の西郷は関係ないから脅しても意味がありませんよ。故に怖いよ。
今週は島民から見た謎の薩摩人って感じのお話なのかね。視点がほぼ全てとぅま側からで、西郷さんの視点は意識的に描写していない感じがあります。
やっぱりな。
島津斉彬の「夢」のために、犠牲になった「現実」がある。それが大島だった。
この闇の部分に触れてくれたのはちょっと重みがあっていいね。流罪になった先で、自分が信じていた斉彬の罪を知る。
あっさり橋本左内終了したァ!!
今年の橋本左内すげえ好きだっただけに残念です。
斉彬、左内と続々と物語から退場するねえ。しかも西郷さんがいないところであっさり。
「戻って来い!戻って来い!」から感じる医療ドラマ感。
新機軸・シャーマニック医療ドラマ。
「生きろ!」から感じるもののけ姫感。
で、西郷氏生還。
……俺は今週何を観ていたんだろう。
こういうドラマがあっても良いとは思うんだよ。誰も、何も知らない島で暮らす中で生きる意味を見つけるとか、そういうやつ。
でも大河ドラマではないと思うんだよ、うん。
次回「愛加那」。
なんかもう。「西郷どん」としてはどうやって観ればいいんだ。