心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

改めて映画「オブリビオン」を観た……

今月のPSストアさん、100円で観れる映画の中にトム・クルーズ主演の「オブリビオン」があったので、観直してみた。

ストーリーの構造自体がストーリーの核になるSF作品だから是非自分で観て頂きたいけど、よく出来てるよ、うん。
なんというか、過不足なく要素がある。伏線がある。不足だけじゃなくて「過」でもないのが良いですね(エンディング周辺に関してはぐっと不足することには目を瞑ろう)。

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さて、映画館で観たこの作品。
自宅でアイス食いながら再度観ていると、新しい謎を出してくるタイミングが上手いというか、主人公が敵に遭遇して襲われるとか、宇宙船の生存者を発見するとか、そういうストーリー的な展開の部分の出し方が絶妙。
一言でいうと飽きるタイミングが無いようになっている印象。観ていて退屈な時間がありません。


しっかりミステリー要素を積み重ねていき、後半でそれらの真実を明かすことと物語のゴールの形を提示して……とこれまた綺麗。
そこまでが良かっただけに、改めて最後の最後での納得の出来なさとかラストだけ説明の少なさとかが返って浮いて見える、みたいな作品ですね。

ラスト直前まで4.5、ラストが2、みたいな評価がらしたくなる不思議映画です。