本編の内容よりも最後のアオリにビッグニュースが入ってきた。

- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2018/04/06
- メディア: コミック
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〜今週のあらすじ〜
徳川光成が言った「スクネ」が「野見宿禰」を指すと推察する刃牙は、またクローンかと問い詰める。
その問いには答えず、光成が話し始めたのは272代目野見宿禰の物語。祭祀の日、初代が表面の一部をダイヤモンドに変えた炭素の塊を超握力で握り、ひたすらに握り、目の前の1000カラットのダイヤモンドを作ったという。
今、神話が蘇る…。次号最終回巻頭カラーッッ!!
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喜ぶべき、なんだろうか。
もうマンガ自体の内容よりも、次回が刃牙道の最終回であることに少しホッとしている自分がいる。
「“道”の先に見えたものは……」という巻頭のアオリ文も秀逸ですね。前も書いたけど、この刃牙道というシリーズにおいて主人公・範馬刃牙の“道”は描かれたようには読み取れない。
さらに「今、神話が蘇る……」のに次が最終回ですからね。全体的に本編の内容以外のところに突っ込みポイント仕込み過ぎだろ今週。
アレかなあ、結局タイトル変えて続き描くのかなあ。もうまともな格闘漫画として読んでる人なんてほとんどいないと思うんだけどね。
一応今回の内容だと宿禰さんはクローンではない……と思うんだけど、なぜこれほどの逸材が刃牙世界において今まで表に出てこなかったか?みたいな矛盾は起きる。
根本言い出すと「板垣先生が描きたくなったから」で終わっちゃうんだけど、武蔵やピクルはその発生のメカニズムから察した時に整合性が(一応)取れるから。その辺りのストーリー的不具合もちゃんと調整しながら描いてくれよ、みたいな。