「私たちは相撲をまだ知らない……?」らしいよ。
- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2018/04/06
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
〜今週のあらすじ〜
相撲の歴史の紹介。
徳川さんは力士の強さを解明し、土俵での10秒間の密度に切り込みたいそうだ。
主人公である刃牙は一度も姿を見せずに最終話終了。
スポンサーリンク
ある種最終話も悪い意味で裏切らなかった刃牙道です。まさか野見宿禰と相撲の歴史を描くことに終始して一つの漫画が終わるとは。
とにかく相撲という格闘技がわずか10秒に全てをかける競技であって、走り込みとかもしないよ、ペース配分とかないよ……みたいな話。
力士がノールールで、素手で他の格闘技者と闘った場合どうなっちまうんだ!?が次シリーズのテーマだそうです。
とりあえず次のシリーズってことで、刃牙は続くんだねえ……。
あと刃牙道のラスト2話に関しては、新シリーズの1話、2話に当ててよかったんじゃねえの?
死刑囚やら恐竜と闘っていた原人、果ては宮本武蔵まで登場させてからの力士。
一言でいうとインパクト弱くねえかな?宮本武蔵の次に描きたくなったのが相撲ですか。
ちなみに相撲なら喧嘩稼業の金隆山がすげえカッコいいノールールマッチを見せてくれて、キン肉マンではウルフマンが金星上げてくれた。
こんな時期に相撲と向き合おうという刃牙。おそらく誰も他の格闘漫画に今の刃牙が勝てるとは思ってねえのに、わざわざ死地に踏み込むか。
あと今週の作者コメントから滲み出る板垣先生の適当さ。
最終回に主役がいない?そうか……主役は「道」だったワケだ。続くなコレは。
はい?
なんで作者であるあなたが他人事みたいに書いてんの?あなたが思い付きで描き足していった結果がコレでしょ。
あとその主役の「道」すらよく分からないし。
格闘漫画というジャンルを一気に引っ張り上げた刃牙シリーズだけど、その後に育っていった格闘漫画達にずっと距離を開けられているのが今の刃牙でしょうか。
次のシリーズはもう少しでいいから頭を使って描いて欲しいものです。