心身の不調が長引いて、ようやく改善の上り坂に入ってきたかなあという状態。こういう場面こそまた不調に引き戻されたりするので、気を引き締めようとか思いつつ……。
アーミッシュの人びと―「充足」と「簡素」の文化 (Nigensha Simultaneous World Issues)
- 作者: 池田智
- 出版社/メーカー: 二玄社
- 発売日: 2009/12/15
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
こういう時期が長いと現実逃避願望が湧いてきて、簡単なところだとスカイリムとかプレイしたくなるんだけど……同時に「一旦いろんなことリセットしてえな」と思う。
この場合は旅に出たくなる。自分のことを知っている人がいない場所へ。
隣県でいいから一泊二日くらい行きたいよね、と考えながらも、金はかかるし……。
そこでアーミッシュです。脈絡ないけど。
スポンサーリンク
アーミッシュは簡単に言うと、電気とかがない時代の生活様式を守っている人々。
自動車はもちろんなく、農耕・牧畜で自給自足をしながら暮らす。これ宗教らしいです。
文明の発達で便利になりまくった現代、逆にモノが多すぎて脳みそが追っつかないんだよな。
なんで瞑想やらマインドフルネスが流行してるかというと、それによってパンパンに中身が詰まってしまった脳みその整理整頓が行えるからだと思う。軽くながらも瞑想に触れている身からするとその部分がメリット。
そのへん少し突き詰めると「そもそもモノがなければいいのでは」になり、それで流行ったのが断捨離かなあとか思う。
ただだいぶ前に書いたような、書いてないような気もするけど、いわゆる流行した断捨離・ミニマリズムは「物理的にモノを減らすこと」自体がゴールになっている人も少なからずいて、システムとしては買い物やめられない人と同じ人もいたと思う。モノを捨てるのをやめられないっていう。減らすのは結構だけど、得るべきものは自分で得るみたいな部分のことまで思考する必要性はあると思うんだな。
アーミッシュまで行くと極端なんだけど、彼らは必要最低限のモノによって生活しつつ、農耕・牧畜、あるいはアーミッシュキルトの製作などの生産行動も行なっている。宮沢賢治とか日本でいうと結構なアーミッシュだった感じがある。
理想でいうとスマホやノートパソコンくらいは持っていたいところ。
その状態で山奥とかで隠遁生活しつつ、明るい時間は田畑を耕しつつ牛を一頭飼っておいたりして、夜はネコでも撫でながらのんびりとした日々の生活をブログで書くみたいな。そんな現代文明もポイントポイントで取り入れたアーミッシュ風生活がしたい。