心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

西郷どん 第10回「篤姫はどこへ」感想

今年の大河ドラマにおける篤姫のポジションってなんなんだろう。
幕末の幕府と薩摩藩を観ている人に伝える立ち位置だとするなら、妙に西郷さんとの繋がり部分を厚く描いていく感じもあります。そんな今週。

そういや篤姫やってたねえ。正直なところ観てないんだけどさ。

個人的には花燃ゆ観てた頃にも似た「う〜ん」感を抱えながら観る第10回、スタートです。

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ヒー様の正体を掴むべく、再び品川宿へ……ってなんだこの展開は。正体が一橋慶喜だった場合はなんなんでしょうかね。
で、一橋慶喜だったわけだけど……だからなんなんだっていうのがずっと思ってたけど、西郷さんと慶喜とでは立場的に見えてるものが違うな。


医療奥義、瀉血
つーかそもそも体調悪いところに酒飲ますなやと。まあ仕事だし仕方ねえけど。
越前から出てきた蘭方医、なかなか粋ですねえ。


篤姫失踪。
西郷さんの仕事がヒー様の動向調査と失踪した篤姫の捜索。
まるで西郷探偵事務所状態。
あと展開的に「篤姫はどこへ」というタイトルで、番組開始15分で発見は早くねえかな。


思考回路が読みきれませんね、篤姫様。
亡くなる前に実父の顔を見たかったというのは分かる。
その辺と「屋敷を飛び出して服を交換して海に行く」がリンクしねえ……。普通に斉彬に頼んで海が見たい、ではダメだったのか……。
西郷さんは高速で爺ちゃんと両親失ってるけど、看取ることは出来ていたからなあ。その辺の対比もあるのかしら。そういう距離のメタファーが海ですか?


なんやかんやで篤姫の覚悟は仕上がった感じですかね。ストーリー的に嫁ぐタイミングも良いね。
ということで徳川将軍に嫁ぎます。
そして癖の強い教育係来たぞ。幾島さん、どうも怖いな。
西郷さんの仕事変わりすぎだろう。
モスモスモスモス!!仕方ねえだろ薩摩言葉なんだから。
あとアンタ、人の「モスモス」突っ込むのはいいけど、「ひんかぁ〜んぇ〜よ(控えよ)」は間違ってねえのかコレ。

冷静に考えると、篤姫大変だったろうなあ。
言葉の壁に加えて、礼儀作法から何から。
多分琴だけじゃなくて、和歌とかもやってたんだろうなあ。あと幾島さん強えのか武力まで。


西郷吉之助の楽しいことは、そのまま家族との日常。いいですね。楽しいとか幸せとか、特別なものじゃない。普段の生活に幸せがある。というか、そこが幸せじゃないと生きるのがめちゃくちゃキツイよね。


福井藩のイケメン医、橋本左内だった。真名明かされたね……と思う感じはそれなりにFGOやってるからこその感想だな。
……つーかこれ、橋本左内の立ち位置ロマンあるなあ。表向き医者で、裏では藩主の命を受けた密偵橋本左内主人公でも面白いレベルだよこれ。


外様の薩摩藩、72万石でも政治に介入できないってのすごいな。
なんか現代の政治にも通じるねえ。もう今の政治システムじゃダメだから、根本から変えないといけねえんだ!!が徹底されているのが島津斉彬の思考。
そのための二重策だし。やっぱキレる人間は違ェぜ。


次回は「斉彬暗殺」。
斉彬、結構早い段階で世を去るはずだしなあそういや……。