一週開いただけで、正直なところだいぶ観るモチベーション下がっている今年の大河ドラマ。

- 作者: 佐々木克
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/11
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もうはっきり言ってしまうと、面白くないんだよなあ。
一人一人の役者さんの演技はすごくいいと思うんです。橋本左内・一橋慶喜あたりが出てくるだけでグッと盛り上がるんだけど、いかんせんシナリオ部分が……。
脇道に逸れたりが多くないっすか、今年。
「西郷どん」だよね、今年。篤姫じゃないんだよね、今年……。
あとオープニング流れる前にすごい速度で1年経っちゃったよ!!
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なんつーかガンガン進むなあ。
篤姫は輿入れし、タフネス自慢。
輿入れが落ち着いたところで斉彬と西郷が酒を飲みながら未来の国のお話。斉彬の目指す国造り。
あと西郷くん「生涯忘れることがなかった」案件が多いような気がする。
公家と言ったら近衛ってイメージが個人的にあります。
突如お坊さん登場!月照。
はいはい、アレですね、口添です。
然るべき時には、天皇に「一橋慶喜の次の将軍に」と囁いてください的な。月照さんの立場すげえ高いじゃん。
大久保さんに縁談が舞い込む中、西郷吉之助帰郷です。
西郷家、やっぱりスーパー貧しい。いよいよ家を売らないといけないレベルに追い詰められている。
よく考えたらさ、あれだけ大活躍していた西郷くんは出世的なことは全くないのかよ。島津斉彬の側近クラスなのに。薩摩の実家の経済環境の相談とかの話には一切ならないのかね、3年も一緒にいるのにね。
斉彬に息子誕生!
あと当時のフォトグラフ、一枚撮るのにかかる時間がエグい。
島津斉彬は、国そのものの危機だっつーのに島津家がどうとか言ってる場合じゃないんだよ、と。
斉彬が久光に言った「変わらねばならん」が西郷にも響いたか。
阿部正弘死去は情勢的にかなりヤベエですね。まあ実際流れが井伊直弼に傾くわけだし。
やっぱりねえ、こうなるとは思っていたよ。
大久保正助、彼は彼で薩摩で生きてきて、歪んでしまったというかなんというか。今週この辺の大久保さんの機微、絶妙に上手かった感じがあるなあ。ここまでの約40分間に西郷と大久保のすれ違いが丁寧に……。
人に与えられたチャンスだからってプライドで弾いてる場合じゃないんだよね。
人からもらったチャンスだろうが、それを使って成功するかは自分の問題なわけで。
少しだけ「変わった」大久保正助。
面白くねえとか書いたけど、今週結構面白かったわ。
ただ……青春物語長いなあ……。
次回「慶喜の本気」。
だからこんなにどっぷり西郷と慶喜って関係あったんすかね。このレベルのプライベートで。
いくら物語の味付けとはいえ、少しやりすぎな気もしたりします。