「有岡、最後の日」。
九郎右衛門の絶妙な手引きにより、官兵衛の閉じ込められた土牢に善助が迫る。
荒木村重も毛利の援軍が来ず、焦りは募る一方。
そんな中、静かに官兵衛の部下達は有岡城の深く深くへと根を生やしていく。
親父、久しぶりに叫んだんじゃないかな?
「よくぞ……よくぞ、官兵衛ェェェ!!」
竹中半兵衛が末期。
そんな身体で播磨に戻るというのか。
「死ぬのは戦場と決めております。」
今年の大河、半兵衛が本当に鍵。
軍師として官兵衛を鍛えるだけではなく、その子、松寿丸にまで武士としての道を説く。
半兵衛は官兵衛にどこまで伝えられたのだろうか。
「軍師として」以上の何か、伝えられたのだろうか。
「官兵衛がおります。
これからは、何事も官兵衛をお頼りくだされ。」
半兵衛の遺言は「天下をとってください」ということか。
一方、岡山城の宇喜多直家。
なんだかご機嫌斜めのご様子。というのも本当に病のようだ。
己の死後のために、織田につくことを決断。
荒木村重の精神が限界。
しかし裏切る前の時から、狂っている演技が恐ろしく上手い。
そういえば史実では荒木村重、自分だけひっそり逃げるんだよね。そしてそのまま普通に生きていくんだよね、茶人としてだったか。
官兵衛この体調で酒飲んだら死ぬだろ。
宣教師絡みのトークって、信長にとっては本当に大事なんだろう。見ていたのは常に先。「日本」ではなく「世界」。
いやー、信長ブチ切れ。
タイミングとしては荒木村重脱出と宇喜多直家の裏切りは、戦術的には有岡攻めの準備完了なのだが。
もう荒木村重がダメ。自分のプライドのために部下も何もかも捨てるつもりだ。
信長に対する勝利は「なにをしてでも自分が生き延びること」になってしまった。
火縄銃自殺!!これは初めて見た。
有岡の終わる日が訪れた。
看守が鍵を開けてくれた。
「混乱に乗じてうまく逃げろ」か。イケメンだな。
官兵衛奪還作戦スタート。
城主不在の城が抗戦するってのは、切ない。
嫁さんのほうが荒木村重よりも城主としての気概あるという。
マジ九郎右衛門、使える男!!潜入工作はこいつに任せろって感じだな。
ついに官兵衛と再会できた三人。
意外に官兵衛の意識がしっかりしてる。
ちょっと海猿っぽい演出というか。なんだろうこの救出シーン。
来週は「半兵衛の遺言」ですか。
これは期待。