心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

「軍師官兵衛」 第23回感想

第23回「半兵衛の遺言」感想。


無事に救出された官兵衛。
いやー良かった良かった。姫路も喜びに沸いております。


生き残った官兵衛。
世を去った半兵衛。

この対比、絶妙。


荒木村重の嫁は京へ。斬首ですかね。



とりあえずヒゲをなんとかしてあげたい官兵衛。


おー!秀吉自ら会いにきた!
竹中秀吉、やっぱり人情味があってハマってる。
すっかり忘れていたけど水攻めしてたのよね。

「半兵衛は……死んだ」
しかも半年前。え!?半年空いてたのか、先週の話から。


「オロローン!!官兵衛のやつが生きてやがったんだよォ!!」
みたいな。ポルナレフ状態である。

許すっつーか、ね。
「官兵衛、詫びねばならぬことがある。」
とちゃんと言うのは信長ちゃんとしてる。


松寿丸生きててよかったねえー。
このBGM好きです。

もう死んじゃったけど、官兵衛も信長も半兵衛に頭が上がらない。


「よかろう。わしの負けだ。……官兵衛、許せ」
今年の信長はリアリティあります。

それは残虐さよりも、その根本にあるデータで見て、間違っていたらちゃんと詫びるところが。
極めて現実的だったものね。


官兵衛、有馬温泉で湯治中。
まあ一年も閉じ込められてたらトラウマになるよな。


だしちゃんが悟りモード突入。
「自分が死んでも村重が生きていればいい」とまで言うとは。
だし、右近、官兵衛、村重ってなんともいえない関係性。


九郎右衛門カッケー。
「俺たちが死ぬまで殿の足になる」
か。
これからの岡田官兵衛、アクションシーンないよね。もう暴れ回らないということで。



荒木村重の目の前で尼崎城下の民を大量虐殺。これは信長容赦ない。
「罰を与えなければならん」
はあくまで感情を排した信長らしい判断だと思うわけですよね。確かに晩年は行き過ぎたところはあっただろうけど、戦国時代を収めてその頂点に立つためには必要な資質だったのではなかろうか。


さらばだし様。右近なんとかできないのか。賛美歌はじまった!



北斗の拳全15巻セット (集英社文庫―コミック版)

北斗の拳全15巻セット (集英社文庫―コミック版)

信長、秀吉(家康)の関係ってラオウケンシロウに似ていて、統治するまでの手腕は信長の力によるもので、その後の統治に至っては力がいらなくなっていくという。


まあぶっちゃけ「お前が捨てて逃げたんじゃん!」って荒木村重には思うんだけど、それでも嫁さん殺されると泣くわけか。


足を失い、ヒゲを得た官兵衛。
渋みは増したが哀しみも多く背負い始めてきた。
「心は土牢の中に置いてきたかのようだ」とは詩人。
うーむ、足を患って心が病んでいる。奥さんにも噛み付いちゃう。

元に戻れないなら、変わればいいんだよ官兵衛。


ここで半兵衛の遺品、軍配が登場!
マジ半兵衛……。
「後を継ぐのは、お主しかおらぬと思っておる。」
官兵衛を立ち直らせるのも半兵衛ですか。

いやいや、とはいえ軍配握ったら治療完了ってのは早すぎるけど。


ヒゲ岡田官兵衛カッコいいね。
休夢さんもなんだかお久しぶりです。
慕われてるなあ官兵衛。

だいぶ歩けるようになってるし。
半兵衛の墓に手を合わせ、現役復帰。


次週は小寺との決別、黒田の再出発の「帰ってきた軍師」。
有馬温泉行きたいね。