心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

旅・5日目 「奈良」

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今日はたっぷり奈良観光。


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奈良といったら東大寺
デカすぎてビビる。日曜日ということもあったせいか、海外の観光客が凄まじく多かった。

とはいえ距離的に少し離れてましたからねえ。
昨日の長谷寺では、特別イベントで観世音菩薩様の御御足に触れましたから。
観世音菩薩様も結構大きかったので、インパクトは長谷寺のほうがあったかもしれない。


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東大寺から少し歩くと、春日大社が現れる。
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東大寺の外門もそうだけど、この朱塗りの感じが中国との文化合流なのだなあと感じさせる。


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点在するお寺を巡りつつ、奈良の路地を散歩。

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自分がこういう風景に弱いということはよーく分かってるつもりなんだけど。やはり撮ってしまうね。


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ただ個人的に激アツだったのが「志賀直哉旧居」。

「城の崎にて」「暗夜行路」などでおなじみ、一見素っ気ないようでいてその実は写真のように写実的な文章が私の心を離さない、志賀直哉先生が奈良で暮らしていた頃のお宅……を再現したもの。子孫の方の協力もあるようで、かなりホンモノに近いのではないかと思われる。

和室だけではなく、食堂は洋風に。
子供達の部屋は足音が響きにくいコルク剤の床に。
当時としてはかなり先進的な住居だったと思うし、今でも全然暮らしたいクオリティである。


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天窓があり、光を取り込む構造となっているお部屋。優雅に昼下がりに読書でもしてみたい。
これはビフォーアフターに登場する匠と遜色ない。


今回の匠は、文豪でありながら自宅の設計にも携わったという志賀直哉
人は彼を「小説の神様」と呼びます……。


明日は京都に戻る。
お土産買ったり、伏見稲荷大社参拝したり、ラーメン食べたり。
日焼けで肩がすげえ痛いですが、楽しみます。

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