心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

労働時間が長いほど、上司は評価してはいけない


労働時間長い人ほど「上司から評価」 NHKニュース
こんな調査結果があるらしい。

ちょっと分かりにくいが、「上司は残業している人を責任感が強いと評価していると思う」割合で、一日12時間以上働いていると39%の人が「わー、評価してもらえてる!」と思ってるらしい。


まあ時と場合に左右されるんだけど責任感は評価されるけど、実務能力は評価されなくないっすかね?
いや、責任感すら評価されない気がしてきた。



例えば全く同じ内容の仕事を二人の人間が行ったとしてだ、かたや定時までにきっちり片づける、かたや終わらずに「終わらなかったので終わるまで残ります!」と言って残業。
どっちが優秀かっていうと、どう見ても前者だと思うんですよ。

前者がその上で「早く終わりましたので、何か他にやっておくことはありますか?」とか言い出したらさらに責任感も上乗せされるわけだし、というかそもそも与えられた時間内で職務を果たすことが一番責任感あると思う。



個人的には「じゃあ終わったんで先に上がりまーす」と飄々と帰るほうが好感持てたりする。
早く帰って身体を休めているのかもしれない。あるいは飲みに行ったり、趣味でジムに通っているのかもしれないし、もしかしたら子供や奥さんと団らんしているのかもしれない。
とりあえずちゃんと仕事とプライベートのオンオフをつけられているのは上司に媚を売らないような人だと思ってるから、まあ私に媚を売っても評価は上がりません。


こちらが無理いって業務を増やして与えている、なんて場合ではないなら、むしろ「どうやったら労働時間を減らしてスマートに自分の職務を終わらせられるか」を考えることこそが「責任感」であって、評価する対象だと思ってる。



まあ、なんだ。私としては一生懸命働いている姿自体には評価をする要素がなくて、それこそ感情論での評価になるから、冷たいようだが「ちゃんと頭使えよ」としか言いようがなかったりする。