心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

心の雑草 2025年8月まとめ

今月はスマホゲームの話題が多め。
FGOは10周年、ウマ娘は4.5周年。ついでに自分は現在は完全引退しているヘブバンも3.5周年で恐ろしい炎上を引き起こしていましたね。

スティルインラブは天井まで出てくれなくて、貯めていたジュエルが吹き飛びました。愛(という名のジュエル)が重すぎる。
そんなスティルインラブの育成シナリオ、過去最大レベルでの力の入り方なんですが、そんなストーリーはブッ刺さる人にはブッ刺さる心を抉る「愛で堕ちていく」タイプ。自分はこの手のストーリーが嫌いというより、精神的にキツくて苦手というパターンなので……色々思うことはあるんだけど当ブログで触れることはしないと思います。『火垂るの墓』視聴後みたいに、しばらく引き摺るんだよな、この手のお話……。
「素晴らしいストーリー」と「肌に合わないストーリー」は両立することを再確認した、そんなスティルインラブ
来月チャンミの最強候補なので育成することにはなると思うけど、その度に高速スキップとはいえシナリオ見ることになるのか……。

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ゲーム

FGO

10周年!水着イベント!という感じで。
ちなみに配ってもらえた石1000個はもうなくなりました。計画的に使うつもりだったんですが、復刻されているテスカトリポカに残っていた分全部持っていかれた上に出てくれないし……。

オルガマリーを宝具3、レベル110まで上げてみました。
いわゆる完全体ではないのでサポーターとしての運用をしてますが、できることが多いのでやっぱり強いなあと思います。

一方で今年の水着サーヴァントが総合的に見ると微妙。これに関しては先日書きました。

当ブログでは珍しくコメント付きのブクマをいただいていて、「呼延灼がバサスロのほぼ上位互換であり、全体宝具星4バーサーカーを全て敵に回した」という旨の内容に頷いてしまうなど。
今回の水着イベント、配布サーヴァントの呼延灼が雑に高性能すぎて便利すぎるんですね。

変に個性を出そうとしたガチャ産の星5サーヴァントよりも、シンプルに書いてあることが強い星4サーヴァントや配布呼延灼の方が出番がありそうなのが今年の水着サーヴァントという感触です。
ぶっちゃけると性能に限って言えば、水着サーヴァントを無視してオルガマリー宝具5にした人が正解だと思いました。

ウマ娘

FGOとは打って変わって、4.5周年で登場したガチャがいずれも超強い状態。
スティルインラブは中距離差しにおいて間違いなく最強であり、というか中距離において最強クラス。
サポカのアドマイヤグルーヴは中距離差し専用とはいえこちらも最強クラスのスピードサポカ。
ステイゴールドは新時代の汎用根性サポカで、ほぼ完全にオルフェーヴルの上位互換。

スティルは同時実装されたアドマイヤグルーヴの恩恵を受けられる性能なので、その辺も込みでめちゃくちゃ強いです。

スティルインラブステイゴールドは入手しておきたいところですね。スティルは限定キャラなので今後すり抜けることがなく、引くなら今しかない。ただしステイゴールドはどのウマ娘を育成するにしても使える汎用サポカなので、最優先になるのはステイゴールドか。
アドマイヤグルーヴは強いけど、所持スキルの兼ね合いから実質中距離差し専用なので、当たれば嬉しいがレンタルでも耐えられる範疇だと思います。
ガチャ結果は無料100連を引き終わったところで、改めて書く予定。

あんまり手応えのないまま挑んだリーグオブヒーローズが存外結果が良かったのが喜びポイントかな。

あとこのタイミングでヒシミラクルの新衣装がやって来るのはキツすぎる。
ヒシミラクル推しなので非常に欲しいですが、引きにいくジュエルなんてありません。月初の交換できるガチャチケットだけ回してみますが……。

ヘブバン

んでプレイしていないのにブログ内で触れたヘブバンです。その後もどういう状態なのか、情報だけ追っています。
先月末にプレイヤーから猛批判をくらい、それでも断行したゲームシステム上の調整。これによってほぼ全てのキャラクターが火力を下げられることになりました。

「インフレしすぎたのを正常にする」という理由から行われた(と思われていた)ナーフなので、ここからは新キャラも慎重に調整されて出てくるのかな……と思ったこちらが甘かった。
3.5周年で登場したユニゾン朝倉可憐が早速アホみたいなぶっ壊れ性能で、ナーフ直後にインフレが始まるという意味の分からない事態が起きています。

実際には「低迷している売り上げを回復する」がヘブバン運営側の思惑だと考えられるので、その観点から見れば察することはあります。
「インフレしすぎたのでナーフ」自体は事実なんだけど、その狙いは「バトル環境を正常化する」ではなくて「ナーフしないと強い新キャラ出してもガチャが回らないくらいインフレしちゃったから」だと考えられる。
要するに「インフレの結果、プレイヤー側が強すぎて新しい強いキャラがいらないくらいになっちゃったので、新キャラが売れるように既存キャラ弱くしますね」だと思うんですよね、これ。
この後に出てきた朝倉可憐が超強いのが間接的に答え合わせではないかなっていう。

このやり方をすれば、まあ今も遊んでいるプレイヤーからは課金がある程度見込めると思いますが……一方で、大炎上あたりで今まで課金していた人が様子見に入ったりしており、そこでナーフ直後にインフレ始動の流れを見て「もうついていけねえや」とトドメを刺された人もいると思うんだな……。

この売り方をしないと売り上げが出ないと考えているなら、ヘブバンの寿命はそこまで長くない可能性すら考えてしまいます。課金するプレイヤー人口は減っていくはずなので、一部の廃課金者だけで支え続けるゲームになる。多分長期スパンで考えると保たなくなる気配。
FGOの10周年の売り上げとかおそらくなかなかすごいことになっていると思っていて、石1000個配った上でセールス1位だったらしい。普段課金しない多くのプレイヤーが「10周年の福袋とデスティニー召喚だけ課金しよ」と動いたからだと考えられ、この辺は飲食店でいう薄利多売っぽいやり方が強いのかなとも感じます。
結局プレイヤー人口の多さって武器ですよ、やっぱり。ヘブバンここを切り捨てる動きに入ったように見えるので心配。

マジでストーリーだけは完結してサービス終了してほしいですが、そのストーリー更新は1年に1回が限界みたいなことを運営側が明言してしまっているし……大丈夫なのか、ヘブバン。

読書

今月は勝手に哲学フェア。
インド哲学10講』
インド哲学 7つの難問』
『哲学と科学』
これら3冊です。『哲学と科学』は今読み進めている最中ですけどね。

インド哲学関連2冊が面白かったですね。
さすが、はじめに0の概念を見つけた国だけあって、哲学的思考においても「無」に対する解像度が高いです。
どうしても神話っぽい部分と絡み合いながらの展開になるけど、それでも「有るとはなにか」みたいな根源的な問いに対する思考はすでにハイレベル。というか、基本的に絶対的な解答がない問いなので現代でも普通に通用しますね……。
ブラフマンだけが実在で、その他全てはそれの見え方が異なるもの」みたいな派閥の考え方は割と好きです。バークリーの唯心論が好みの考え方なので、ちょっと近くてね。

現在読んでいる『哲学と科学』は、なんと初版が1967年というある種の古典的な一冊。

NHKブックス60周年を記念して復刻された、名著シリーズの第1弾のようです。
著者の澤瀉久敬氏による当時のラジオ講座を書籍化したもので、タイトルの通り哲学と科学の関係性や相違点、そして互いに補完し合っていることが、かなり分かりやすい形で書かれています。

何より1967年に出版されたとは思えないくらい、内容に古さを感じません。現在でもバッチバチに通用する内容の一冊。
哲学書として読むというより、これから哲学書を色々読んでみたいなあという前段階の入門で読むと良さげな本だと思いました。もっと早く出会いたかった一冊。

その他

今月振り返ってみると、あんまり食事関係で盛り上がってないですね。
一応バーに行ったりはしてたけど、ブログで特筆して書くこともなく……といった具合でした。
ちょっと暑すぎてなあ。「根本的に美味いもの食べる→それについて書く」の1サイクルが回らない感じ。美味いもの食べたりはしてたんですけど、そこからブログに書く筆を取る元気がなかったというか。

来月もこのまま暑いっぽいんだよなあ。皆様もお身体、ご自愛くださいね。