心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

【FGO】10周年強化クエストの振り返り(前編)

10周年記念の強化クエストが出揃ったので振り返りつつ、その強化内容を見ていきます。

とりあえず初日から村正が来て良いスタートだなあと思いました。村正、人気キャラですがさすがに今の環境だと性能的には厳しいところがありましたからね。
低レアも結構ラインナップされていた今回。果たして強化をもらえたのは誰だ!?

ということで、今回は4日目までの計8騎を見ていきます。前編の今回は3日目まで。
スポンサーリンク



村正

ということで初日は村正から。星5セイバーの中でいうと、まあ村正かなあ……と個人的には思っていたので順当な人選ですね。

宝具強化をもらったことで宝具威力がアップ。加えてバスター性能アップ、クイック性能アップ3ターンが生えてきました。
普通にありがたい強化内容ではあり宝具連射以外にクリティカル殴りの際に切るカードを選ばなくなって便利になった、という感じでしょうか。詰まるところ「宝具強化が入った」って部分がメインかな。追加されたバフ部分はそのおまけという感じがします。

強くはなったものの、個人的にはやや面白みにかける&数値として物足りない内容。
オーバーチャージがないと3色カードバフの倍率は10%と低く、最大のOC5でも30%。しっかり火力バフとして当てにするなら結局は宝具連射で重ねていく必要があるので、ちょっと運用に悩ましい部分があります。

いっそスキル強化の方でも良かったような気がしないでもない。村正は2部6章ではアルターエゴのクラスでゲスト参戦していたので、その際の専用スキルを意識したような強化でも面白かったかも。
限定的にその際の力を引き出すような「クラスがアルターエゴになる+【神霊】特攻状態を付与(3ターン)」とかでも面白かったような気がしますね。

メディア

村正が話題になっている中、地味に同日にヤバめの強化をもらっていたのがメディアさん。個人的にはこっちが本命ですね。

ほとんどスキルが別物に変貌。
自身にアーツバフ+味方全体にアーツ・宝具バフが追加。いずれも3ターンしっかり継続してくれます。
強化前からNP獲得量アップバフがあったので、アーツアタッカーに対する優秀なサポーターになりました。
ついでに弱体解除も全体化しており、そこも地味に強化されていたりします。

自身へのアーツバフの倍率が30%とそこそこ高く、そこに全体アーツバフ20%、宝具バフ20%も乗るのでメディア自身の宝具ダメージも伸びました。ある意味では擬似的な宝具強化でもあり、かなりありがたい強化内容だと思います。

いわゆる横並べで使えそうなスキルに。アーツのメインアタッカーにバフを撒きつつ、自身も敵1体だけ出てくる編成の場合宝具で処理できるようになりました。星3のサーヴァントということもあり、低コストで編成できる優秀すぎるサポーターが爆誕。キャストリア・徐福あたりの絆が最大まで到達している人は、これからメディアの時代かもしれない。

イシュタル

かなり面白い強化をもらえたサーヴァント。運用方法もかなり広がりました。

「1ターン後に攻撃力アップ」というクセのあるスキルに、自分以外の味方のコマンドカードが選択されない状態を付与、さらに自身の被強化成功率アップが追加。

ちょっとややこしい書き方の説明ですが、要するにスキル使用後の次ターンのコマンドカードは全てイシュタルのものが選出されるってことですね。シエルのアレです。
1ターン後に攻撃力アップの弱点として、その1ターン後にイシュタルのカードが出てこないと意味がないという点がありました。確実にイシュタルのカードが選出されるようになり、その弱点が消えた形。

この強化で運用に幅が出ており、宝具による全体攻撃とクリティカル殴りによる単体攻撃で融通が効くようになりました。
宝具には20個のスター発生効果もあるので、今回強化されたスキルを使いつつ宝具で突破すると……次ターンはイシュタルのコマンドカードだけが並んだ状態でスターを用意できるって寸法です。3-1-3の変則周回などで刺さりそう。

光コヤンとの相性があまりにも良く、バスターバフ・バスターのクリティカルバフ・バスターのスター集中アップ・スター生成を用意でき、さらにNP50チャージとスキルチャージ短縮まで。全部今回強化されたイシュタルと噛み合いすぎています。
今回強化されたスキルはCTが3と非常に短いため、光コヤンでスキルチャージを短縮すると容易に連発も可能。

ということでめちゃくちゃ強い強化をもらっています。
ぶっちゃけこの強化、村正に欲し(以下略)。

ロビンフッド

こちらは手堅いけどありがたい、そんな強化。まあロビンフッド自体コンセプトは決まった設計のサーヴァントなので、それの底上げですね。

NP獲得量アップだけだったスキルに、20%のアーツバフとNP30チャージが付きました。

毒特攻の単体アーツ宝具を決めるのがロビンフッドの仕事であり、今回の強化はその仕事を素直に伸ばすもの。
アーツバフは宝具火力をさらに伸ばしてくれますし、NP30チャージはその宝具を撃ちやすくしてくれる。

正直イシュタルと違ってあまりにシンプルすぎるためこれ以上語ることがないといった感じですが、普通に強い強化だと思います。

パールヴァティー

自身のNPを10消費して味方単体のNPを20チャージ、さらにHPを回復するスキルに強化が入りました。
強化後はデメリットであるNP10消費がなくなり、チャージするNPが20から30に増加。さらに宝具バフ20%も追加されました。

うーむ……。いや、普通にいい強化ではあるんですがどうにも数値的には物足りないものがあります。
NP30チャージ+宝具バフはどのアタッカーに使っても効果のある万能スキルではあるんですが、宝具バフ20%のみとなるとどうしても数値面で低いなあ……と思ってしまいます。

パールヴァティーは他2つのスキルが自身へのバフなので、味方サーヴァントを支援するスキルは今回強化されたもののみ。どっちつかずになってしまった感じがありますね。
パールヴァティーはいい強化がもらえると結構強くなるサーヴァントだと思っていたんですが、こうして変にサポート性能上げてくるくらいなら、アタッカーとしての性能を高める方向の強化が欲しかった感があります。

ここまで書いていて思いましたが、むしろ今回の強化、パールヴァティー自身に使うのがメインかも。そういう考え方であれば悪くはない強化ですが、それならそれで宝具バフは全体に……とか欲しかったかもしれない。

アステリオス

アステリオス自身の防御性能を高めるだけだったスキルが魔改造されました。
【混沌】【魔性】特性の味方に対してバスターバフがそれぞれ30%、さらにスターを20個獲得できるようになり、対象は限定的ですがサポート性能が付きました。

【混沌】【魔性】のどちらの特性も持ち、宝具がバスター……となると伊吹童子や闇コヤンあたり。アステリオスはそれらにバスター60%バフを与えられるということになります。強え。
他にはリリスもどちらの特性も持っているんですが、リリスの場合はクイック宝具ですね。微妙に噛み合わない。
【混沌】【魔性】どちらも対象になるサーヴァントを調べるとかなり少なく、さらにそこからバスター主体で戦うサーヴァントまで絞るとかなり少ないですが……【混沌】【魔性】のどちらかのみであればかなり対象は多いので、素直にバスター30%バフとして運用するのもありですかね。


4日目以降の強化サーヴァントは別記事で書いていきます。結構長くなっちゃいますね、こうして書いてみると。