仙台の街の中心部にそびえ立つ電力ビルですが、老朽化などもあり再開発されることになりました。
河北新報の記事によると、落成式は1960年。自分が産まれる前じゃないか……どころじゃないくらい昔からある、歴史ある建物だったんだなあ。
職場の近くだし、地下街には飲食店もあって何度も利用しています。
一度ピアノコンサートみたいなやつも鑑賞した記憶があるし、なんだかんだで仙台に暮らしていると思い入れも出てくる建物なんだよな。
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7〜9階にはかつてホテルもあり、1963年には昭和天皇・皇后も宿泊したとか。
「天皇陛下をお招きできるレベルのホテル」ってだけで、当時の仙台でもトップクラスだったんだろうなあと。
そして、おそらく自分がピアノコンサートを鑑賞したと思われる電力ホール。
こちらも音響設備や舞台装置がしっかりした大規模ホールということで、地元民のイベントだけではなく世界からも著名なアーティストがやってきたそうな。
調べてみると今年もなかなか強いラインナップです。立川談春の独演会、沢田研二のコンサート。中山美穂もやってきて、立川志の輔の独演会も予定されています。
いまだに第一線で活躍し続けているコンサートホールですね。
解体の開始は2025年。10年後の2035年ごろに、24階と35階のツインタワーとして生まれ変わるらしい。
現在でもそれなりにデカいビルですからね、解体されたら結構景観としては寂しくなりそう。
新たな仙台のランドマークとして、ツインタワーがそびえ立つ日を楽しみに待ちましょうか。これだけ大きいとなるとテナントも多く入りそうだし、色々とお買い物なんかも便利になるといいなあ。