月の始まりは大河ドラマからってのもなかなかいいですね。
そんな今回のタイトルは「帰蝶の願い」。本来なら沢尻エリカさんがキーとして出てくるはずだったんだろうなあと思うと色々考えてしまうけど、何度も買いてるように川口春奈さんで個人的には役に嵌まってると思うので文句ないですな。
帰蝶の嫁ぎ先は、道三と敵対関係にある織田信秀の息子、信長。
ついに信長も登場し、戦国メインストリームが本格的に始動していくぜ……って、そういやそもそも織田家が内部分裂してたな、そういや。信長ものちに弟を……。
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斎藤・今川に加え、織田一門からも敵が生まれた信秀。
敵が3つは手に余るので、斎藤道三と手を結ぶことを考え始めます。
明智光秀帰還。地味に京で命落としかけてるし、そもそも歴史の大事件に関わってるしねこの人。
そんな光秀に会いに来ましたね帰蝶様……間違いない。しかし光秀モテモテだなあ。
叔父上から帰蝶の政略結婚の話が。
今週のミッションは「帰蝶を説得せよ！」ですかね。
確かに帰蝶の境遇考えるとキツいっすね。親父に言われた通りに結婚した後、その夫を親父に消された。
その上でまた親父の道具として結婚しろと言われるのは……。
今年の大河、主人公自身が何処かで冷えている部分があって「戦はいいもんじゃねえけどやるしかない」とか、竹千代に関しても「助けてやりたいが無理」とか……ちょっとだけ現実に絶望しているのが個人的にはいいところですね。
「人を説き伏せるには、まず自分が正しいと思うことが大事ぞ」
こういう名言みたいなやつぶち込んでくるよな、道三。
斎藤道三にとって織田信秀との同盟状態は、間接的に海が手に入るという意味でとんでもないメリットなんだなあ。上杉・武田の関係と地理的には同じか。
「わしの仕事は戦をすることではない、国を豊かにすることじゃ」「血を流さずに国を豊かにするのが此度の和議じゃ」
今週の道三カッコいいことめちゃくちゃ言うじゃない。
斎藤（父）と斎藤（子）の狭間で厄介な立場になっちゃった光秀。
美濃という国を想えば、道三の語る同盟のメリットは紛れもなく国を良くするわけで。
帰蝶説得の前に、その帰蝶様から「直接信長を見て判断してくれよ」と言われてしまいました。
つーか光秀くん変装スキルと潜入工作スキル高すぎるって。ニンジャかな？
そんな感じで行商人に扮して熱田に潜入した光秀。
尾張の町の豊かな経済発展。海があることの力をその目で見ることになった光秀は、そんな尾張で菊丸と再会して……そんな菊丸から信長情報を得て……明け方の浜辺で……漁から戻ってきた織田信長を見る。
もう信長よりも菊丸の正体の方が気になって仕方ねえよ。
次回「同盟のゆくえ」。
同盟組む組まないでもうちょい揉めそうですね。
