新元号「令和」は個人的には結構音の響きとか含め好きなんだけど、とにかく現政権を叩きたい人々が無理やりこじつけてて笑う。
「令は命令の令じゃねえか!」だって。安倍政権が国民に命令するような現在とこれからを暗喩しているんだ!!みたいな。
- 作者: 山本博文
- 出版社/メーカー: 悟空出版
- 発売日: 2017/09/15
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私も現内閣というか総理大臣に関しては早く交代してくれねえかなと考える側の人間だけど、新元号まで引っ張ってきて叩くのは流石にうすら寒いというか。論理的でもなんでもないもんな、新元号がどうのこうので政権批判ってなんだよ。叩くなら政策とかで叩いてくださいよ。
個人的には「命令の令だ」で政権批判してる政党は信用しようがないよね。具体的な政策とかで戦えないってことだろ?
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「音の響きが冷たい感じがする」って人もいたけれども、これ言ってる人の一部は批判的意見、ネガティブな感覚のバイアスが事前にかかってないかね。
個人的には冷たいというより、涼やかとか爽やかとか、なんというかスタイリッシュな感じがしていいんだけどな。
「令」って言葉には良い意味もあるし、そもそもが万葉集の「初春の令月…」からの出典だって言ってるのによ。
それをしれっと無視したり、無視しないまでも「良い意味より命令とかの言葉の印象が強いから……」とか言ってるのも、全部言ってる人間が都合よく視野狭めてるだけじゃん。
「現政権を批判する」のがゴールで、それに合わせて「令和」の文字を読もうとしたらそりゃそうなるよな……自分の見方が歪んでることに気付こうな。
フラットな視点に立った上で今回の新元号に否定的な意見を持つのは問題ないでしょう。うちの母親なんかはシンプルに「冷たい感じは受けた」と言ってたが、先にも書いたように政治だなんだという感触なしでそう思うなら問題ない。
でも「現政権を否定するためにはどう解釈すればいいか」というパズルとして読み解いている人、もう少し客観的に物事を見たほうがいいと思いますよ。
……「客観的に捉えた上で現政権の思想のメタファーだろ」と言い出す人がいるんだろうな。予感というよりも確信に近い。
令和ですらこれなんだから、もし新元号が安政(過去にあったやつだけどね)とかだったら大喜びして叩いてたんだろうね、こういう人たち。