心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

それはイコールじゃないと思う

まだ尾を引いている、久保田さんと武智さんの上沼さんへの暴言のお話。
とりあえず先に今回の論点をはっきり書いておきますけど「上沼さんの審査の在り方がアレで良かったのか否か」「2人が酒飲みながら行った暴言の是非(いや、暴言自体は絶対ダメだけどな)」などについてではありません。

「上沼さんのこれまでの実績が、そのまま審査の正当性を担保するのか」を考えたい。

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松本人志さんがワイドナショーで言っていたのが「2人は勉強不足。上沼さんがどれだけの人か分かっていない」だったんだけど、僕の考え方として「上沼さんがどれだけの人か分かっていたらなんなんだ?」だった。

上沼さんが過去面白い漫才師で、現在もいろんな番組で司会として場を回していることと、審査員として正しいかどうかってのはイコールにならないと思うんですね。
プロ野球とかよく分かると思うんだけど、選手時代にすごい実績を残したからといって監督としても優勝連発するかというと違うわけで。
「上沼さんの評価は間違ってない」と主張するのは良いと思うんだけど、その理由に過去の実績を挙げるのは違和感がある。

あと冷静になって考え直すと、今回の問題は上沼さんと大会参加者との温度差にあったのかなあと思う。上沼さんも真面目に審査していたとは思うけど、あの場で漫才を披露していた人達の必死さや覚悟に対しては少し失礼なきらいがあったのかも。
良いか悪いかはともかく、結果としてもはやM-1グランプリは「そういう大会」になってしまったから。人生を賭けて漫才をする場所であって、普通のネタ番組の延長で出ていない。一方で上沼さんはネタ番組の延長線のような温度で見ていたのではないかなあと思います。


松本さんだけじゃなくても一定数いるけど、こういう因果関係によって正しさを強化する論法があんまり好きじゃないというか。それこそこれも「上沼さんすげえ人なんだぞ!」っていう感情が入ってる気がして。
「ミキ以降は他の審査員も点数高かったよね、だから上沼さん含めてみんな高い評価だったよ」の論理なら分かる。