M-1グランプリの審査員・上沼恵美子さんを批判……というか、もはや悪口言っちゃって大炎上しているとろサーモンの久保田さん。
前提としてあの言い方は完全に良くないものの、とろサーモンというコンビがM-1グランプリに救われたという部分を考えるとあのくらい憤るのも分からなくはないのです、僕は。
M-1グランプリ the FINAL PREMIUM COLLECTION 2001-2010 [DVD]
- 出版社/メーカー: よしもとアール・アンド・シー
- 発売日: 2011/03/09
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 50回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
炎上の主な理由は「礼節がない」「SNSで発信するな」などであって、「上沼さんの審査は感情的じゃなくて筋通ってただろ」のパターンは意外と少ないし。
スポンサーリンク
もちろん感情的な審査に対しての批判を酒飲んで感情でやったらダメだけど……上沼さんの審査に関しては、少なくとも自分は疑問な部分は結構あります。
今回の争点であるミキへの贔屓はもちろんのこと。せめて全部点数出した後に言うべきことだったかなあと思う。先に「ミキ好きです」って公言した状態で漫才見て、メチャクチャ高得点付けるって流れは審査員としてはダメでしょ。ただのミキのファンならともかく。
あとかたや「古い」と断じたかと思えば、別の漫才は「未来の漫才で私には分からない」と言う。じゃあどうすればいいんだろうなって。少なくとも審査する立場の人が「分からない」は言っちゃいけないと思うんですね。これは審査することを放棄してるのと同じじゃなかろうか。
巨人師匠はさらっと「YouTube見て勉強してきたんですけど」と言っている場面があって、これが審査する側の在り方かなあと思った。
なんというか全体的に、上沼恵美子さんの審査に関しては他の審査員の方に比べて責任感を感じなかったんですよね。漫才師の将来をメチャクチャ変える立場なんだよって。
ミキの後のコンビから急に点数高くなったり、それこそその場その場の感情で点数付けてるように見えてしまった。
やる側は死ぬ気で1年頑張ってきてあの場所に立ってるのに、ああいう感じで点数付けられるとキレそうになるのも自分は頷ける部分がある。そうして優勝したとろサーモンからすれば尚更。
ただ言い方とかやり方が致命的に悪かったかな。冷静に「公平性を欠く審査はやめて欲しいです」とか訴えていれば違ったかもしれない。